こんかいは従強格についての話で、端的に、この格局は生き方において結果を求めるやり方は向いてないよってことを書きたい。従強格は偏印と印綬過多の命式の人で、性分は根っから゛知的好奇心゛が旺盛。極身旺の兄弟分である従旺格同様に、じぶんの望む方法によって物事を実現させることに喜びを感じる。
■従強格は生きる手段を充実させよう
世の中さまざまな生き方がある。若い頃に企業に入社し、定年退職をするまで務めあげる人もいれば、個人で起業する人もいる。貯蓄を充実させて世界を旅しながら生きるような人まで、生きる手段は実に多枝だ。そんななか人とは違った方法で企画したことを形にできる生き方をみていると、凄いなと感じる。みなそれぞれに生活に関わる動機がなにかしら存在するはずだし、それでいて自身の活力に繋がるならば最高だろう。
従強格にとっての活力源は一言でいえば物事への゛挑戦゛だ。知性の星偏印、印綬のキーワードとして、学ぶということが必要で、そのためいくつになっても新しいことに挑戦することが生きる要になってくる。新しいといっても転職を繰り返すのではなく、携わる仕事のなかに挑戦する要素と幅があり、追求していけるかどうか。
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■従強格は生きる手段を充実させよう:2
断言するが、従強格は自身の知的好奇心を無視していると結果として仕事が続かなくなる。いやいや頑張ったり、事情のために続けようとすると、どこかでストップがかかる。何故なら従強格は極身旺で、エネルギーがハンパないから。ハンパないエネルギーが向かうほうへうねっているのに、無視すると、どこかで必ず、進行させられなくなる。お金のためとか、出世のためとか、その結果を想定して行動するよりも、今やっていることが充実しているかのほうが遥かに大切。どの格局にもいえることだが、従強格はとくにそう。
偏印の゛発想力゛印綬の゛研究色゛のどちらもを生かせる生き方が理想。仕事であれば昨日まで積み上げてきたモノを必要としながら、必ずしも、そのすべてが通用しないような者がいい。ルーティンでこなせる仕事に対して、「よし、仕事を覚えてきたぞ」と感じる人もいるなか、従強格は、次のことをしたくなる。そのため研究者やフリーカメラマンなども向いている。現在の時間の密度が退屈だとおもわないような生活を心がけたほうがいい。エネルギーの向かおうとする方角へ進むように習慣化すれば運気が好転していく。
■おわりに
従強格、従旺格ともに、極身旺の生き方のヒントに運気の流れエネルギーの流れに身を任せることで、新しい運命と出会うことができる。また自身を生かすために、納得のいく道を進んでほしい。