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四柱推命−織田信長の命式

尾張のうつけ者といえば織田信長である。私は愛知県には時々傑物が誕生すると感じている。例えば、鳥山明さん、河村たかしさん、個性的でスペックが高い人物が誕生するのは愛知県の風土が関係するのだろうか。スケートの織田信成さんは、絵で描かれている織田信長と顔が似ているなあ。さて、今回は織田信長さんの命式について書いてみたい。

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織田信長の命式

 

 

織田信長さんといえば、学校の歴史よりも原哲也氏の「いくさの子」で見た印象がつよい。幼少期の名は吉法師。織田信長は大うつけと呼ばれ、奇矯な作戦を多く行っている。一番印象深いのが桶狭間の戦いだ。4000名の兵で2万5千名の今川義元さんを打ち破る。信長さんは今川義元さんが、自分の城やあっちこちっちを攻めてるとき、「兵隊分散しとるやんけ」と、今川義元さん含めた中心軍5000人を攻めた。一点集中、今川の狙うは首のみ。将棋もそうだ。王が取られたら終わり。

 

 

以下織田信長さんの命式

 

 

年月日時

甲庚戊◯

午午寅◯

 

大運辛未、壬申、癸酉、甲戌、乙亥

 

乙亥の亥運に本能寺の編で亡くなられている。

 

いやあ、命式自体恐いよね。

月柱の食神庚が年柱の甲を剋せば、自分の考えで物事を動かしたい。甲は偏官だが、日支の寅から伸びたものだから、自己完結だよね。自分の考え、自分の方向性で権威を狙うことになる。

 

食神の庚が年柱の甲と交戦すれば、刃物を意味する庚の用途は、いよいよ攻撃性を帯びる。剋す形の抑え方は「力わざ」である。誰かと順応してうまく歩調を合わせるタイプではなくなる。こじつけにはなるが、甲木は崇高なもので、仏教や神物に該当するが、そうした崇高さや精神性とは相反する考えの持ち主といえる。

 

因みに甲が日支から伸びたものでなければ、庚が甲を剋して正義感の持ち主になる。解釈がまったく変わってくる。つまり、自分から伸びた偏官を庚で剋して、権威を自分の考えで動かしたい。寅も月支、年支の午に繋がるから、非常に強力なタイプだ。そら、草鞋を服の中で暖めてたら、怒るわいな、という感じだ。だが、食神庚の影響から、好奇心がつよく、保守的なタイプではない。

 

命式的に外側に向けて対抗意欲を持って攻めていくタイプだし、生まれ月も相であるため、個や内的主張がつよい。現代社会でいえば、実益を取りに行くためには手段を選ばない経営者のような立場だろう。だが、こういうリーダーは、乱世や混乱の世界の中で必要とされる。

 

印が効いており頭がよく、実直、硬い内情を持つ人物、懐柔は難しいタイプに該当する。羊刃を使いたい人だから、攻撃性を発揮するし、文献や教科書に記されている恐い人物像とそう、乖離はしていないはずである。

 

 

うつけ者とは暗愚な人や常識外れな人に使われる言葉だが、織田信長に使用されたうつけ者とは、カリスマ性を帯びている。また、織田信長の時代には宣教師ルイス・フロイスもやってきた。信長は布教活動を許したのは、敵視していた仏教勢力に対抗するためだろう。しかし、宣教師の目的は、布教活動と銘打っているが、布教活動が浸透すれば、次は文化を流入させ、最後には軍備を引っ張りだしてくる。グローバリストの手口だ。それに気付いた後の豊臣秀吉は、伴天連(ばてれん)追放令を出した。

 

織田信長は、マントを羽織り、ワインを飲み、とにかくお洒落である。ザ戦国大名という出で立ちだ。宗教心がなく、考え方は非常に合理的だといえる。もし、信長か秀吉か家康か、上司に三人のうち誰か選べといわれたら、私は迷わず家康さんを選ぶ。信長も秀吉も恐いもん。

 

 

さて、織田信長の大運である。

 

 

大運辛未、壬申、癸酉、甲戌、乙亥

 

1534年に誕生、1547年に初陣、1552年に家督を継ぐ、1560年桶狭間の戦い、1571年に比叡山焼き討ち、1575年に長篠の戦い、1582年本能寺の編。

 

壬申の大運ではまだ、苦労を伴う時期である。大変慌ただしい時期だ。癸酉運に入り実りの運となる。

 

つまり、他界したのは乙亥運の亥運になる。亥が不気味なのは、午と寅の間に支合という形で入るからである。戌運はいい。乙運からは傾くながれになっている。「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり一度生を得て、滅せぬもののあるべきか」

 

 

 

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■終わりに

 

 

味噌煮込みうどん食べたい。

 

 

 

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