年柱は基本的に「幼少期に、目上のひとや両親からうける影響」を意味しており、あなたの人生を大まかに表している。そして年柱にはあなたが生まれてから出会った両親や、目上の人びとよりももっとまえの゛ご先祖様゛から賜った恩恵も影響しているのだ。こんかいはそんな年柱の性質について書いてみたい。
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年柱で分かるご先祖様から賜った恩恵
年柱からは、生家から離れることになるとか、どのような生き方を選ぶのかとか、あなたがおくる一生のおおすじがわかる。
ご両親との仲の良さや、縁の深さだってわかってしまう。
年柱がしっかりとした星の構成でできあがっていれば、目上のひとからの助力を得られやすく、またあなたの才能を発揮できる環境が整うことがうかがえる。
ご両親やご先祖様の恩恵は、どなたも相続されており、それが、金銭のように形のあるものと、なにかしらの才能といった無形のものとがある。
金銭の恩恵がない場合には、それを悲観することなく、「君には、世の中で自力して生きていけるための才能を授けよう」といった、ご先祖様方のメッセージがあるとおもっていただきたい。
直線的に金銭を受けとるのではなく、金銭を生み出せる才能、芸、技術力といったものを授かっているというわけだ。
才能を発揮するためには、社会のなかでハングリーに積極的にならねばならない。
最初から裕福で、望むものがない状況では才能の芽は開花しない。
つまりは、あなたにとってベストなものが引き継がれているというわけだ。
どういったものが引き継がれるかは、両親やご先祖様の積んだ「徳」の影響もあり、現在のあなたの行動に関係しているともいえる。
高い徳の影響をうければ、人生のなかで、誰かからのおもわぬ助けがあったり、追い詰められてもなぜだかピンチを脱出できるなんてこともおこってくる。
そうして考えると、さまざまなものを受け継いで一人の人間の構成要素となっているのだから不思議だ。
だけど、はじめから、人生が決まっているという解釈は寂しい気がするが、あくまでおおすじの傾向であり、運命はあなたの努力によって変えられるものでもあるということは忘れないでほしい。
▼あなたの命式読み解きます▼
年柱の通変星別の運命傾向
【比肩】=吉、凶入り交じった暗示があり、社会にでて、生家を離れ一人立ちすることになる。もし、比肩の独立心や野心が社会で認められれば出世の道をゆくが、悪く働けば孤立してしまうこともある。
【劫財】=強運ではあるものの、生家との縁が薄い。ご先祖様から、闘争心を受け継いでおり、独自に運命を切り開いていくのがこの星である。
【食神】=才能、財、技術力などを受け継いでおり、社会的にも恵まれた運気で成功していく。目上からの引き立てもある。
【傷官】=生まれながらに芸術的な才能を授かっており、運命的にこの星は、芸術的な道に進もうとする。生家を離れて、才能を発揮する。
【偏官】=゛場を味方にするちから゛を受け継いでおり、自力で地位や権力をかちとってゆく。家の相続をすることはない。社会的には頑張りが評価され引き立てをうける。
【正官】=゛社会的な引き立て運゛を相続しており、社会にでてからは周囲から助けられて地位を確立していく。生家を引き継ぐことになる。
【偏財】=゛財を取得するちから゛を受け継いでおり、社会にでてからは、自身の嗅覚を頼りに生きていくことができる。養子縁組で家系を継ぐ暗示がある。
【正財】=゛金銭の扱い゛を受け継いでおり、恵まれた環境に生まれた場合でも、お金との付き合い方が上手だ。自力で開運する場合においては、慎重さがます。
【偏印】=゛技能、才能゛を受け継いでおり、財産よりも、自身を生かして出世していく。母親からの才能を受け継ぐことが多く、女性的な部分がある。
【印綬】=学問の方向に向かうことになり、母親の側から、それにおける才能や知力を授かる。芸術の道をこころざす場合は、母親から受け継いだ才能が開花する。
おわりに
年柱のもつ暗示は人生にとって、とても大切なものとなる。自身の才能や、その他受け継いだものを一度意識してみると、のちの運勢を味方にすることができるのではないだろうか。