柔軟にふんわりいこうよって、考え方が広まるなか鋼の精神を持つ人がいる。ご飯ももりもり食べ、やってくる壁は壊して突撃する。つよいメンタルの人に憧れたことがあったけれど、四柱推命をはじめてそうした資質は決まっているものだと悟った。世の中ライオンばかりだと、草食系の生き物はおらんなるぜよ。今回はメンタルの話だ。
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■:命式からみたメンタルが強い人
メンタルが豆腐の私は、おなじくメンタルが豆腐な人と友達になりやすい。エネルギー的な法則かもしれないが、例えばメンタルが強い女性と、メンタルがめちゃめちゃ弱い男性とが相性として合わないことが多々ある。逆もしかり。(必ずじゃないよ。)
何と表現すれば良いのか、共同で過ごすなか生活面、行動面のバイタリティーに差があるため、お互いにおなじ神輿を担げないことがある。神輿はどちらかが力をぬくわけにはいかないからだ。
環境的な負荷によってメンタルはある程度つよくなることはある。私の実体験含めて感じる。でも、元々メンタル強者の資質があれば、メンタルの強さが生きる方向に道が開かれるのだ。結論資質による部分が大きい。
これは四柱推命の身強、身弱といった部分とは別問題だ。
基本的には命式をみたとき日主をみる。
時日月年
◯丙◯◯
◯午◯◯
例えば、丙と午は゛本気の根でつながる゛といわれる。これは丙という命式の本人が、午という強い地盤を手にしたことになる。地支は本人の内面だから、こうした日主はメンタルが強いと見る。
時日月年
◯戊◯◯
◯午◯◯
つぎはこのように、地支から生じられる人もメンタルが強い傾向だ。地支から生じられると、性格的に強気な傾向となる。
あとは、日主が本気の根で繋がり、陽の日主で劫財が天干に並ぶ場合だ。
時日月年
◯壬癸◯
◯子◯◯
天干は表面に見える世界だから、自我星の劫財が並び、日主が本気の根で繋がると、やはりメンタルが強い。
全て上記にあてはまるわけではないが、日主と日支の関係が四柱推命的に基本的なメンタルの強弱をみるパラメーターとなる。(ただし、日支が相冲などにあえば別だ。)
逆に、命式の日主が、日支と「根」の繋がりがなければメンタルが強いと判断できない。
注意しなければならないのは大運で、強いメンタルの日支が、ダメージをおったときだ。そんなときは、バリバリ仕事をこなす人が、急に活力や勢いが失速することがある。そんなときは頑張れない自分を責めず、休養なども大切といえるだろう。
▼あなたの命式を読み解きます▼
■:メンタル弱いのはダメかい?
そもそも、競走馬のような生き方が賛美され、心穏やかで燃える薪を眺めて暮らす価値観が、現代ではまだまだステータスが認知されていない。各々が持った心の在りかたや充実の在りかたは本来はもっと認められてよいはずだ。
先ほど何パターンか説明したような条件の命式の人が、メンタルが強いとして、゛攻撃的゛で理不尽なのかといえば、そんなことはない。なかにはそんなケースもあるが、ようは軸がつよいということだ。少々のことは、メンタルの持つ素質で乗り越えられるということだ。
では、メンタルが弱いのは良くないのか?という疑問が生まれる。メンタルが弱いことによって、間接的に良い運勢を辿る命式も多々ある。実は私の命式もそうで、命式の構造上日主が強ければ、占いをしていなかっただろう。
自分の辿る運勢と、メンタルのつよさなども連動しているものだから、メンタルが強くないとして、嘆く必要はない。必要であるから、現在のメンタルの強さを授かったと考えればいい。
「もっと強くならなきゃ」と考えたとき、自分を責めないことが大切だ。資質を受け入れたときに、鋼ではなく、草花のような柔軟な強さを得ることもできる。
■:終わりに
メンタルが強いほうが良いか?といわれると、競争事に関してはそうだろう。だけど、本来備わった強くないメンタルのがいい感じで、本人の幸せや、運勢に良い作用を与える場合もあるといえるだろう。