てくてくちとせ

四柱推命について書いていきます

空亡の生き方|欠けた要素が転じて天才をつくる


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空亡と聞くとそれだけでどこまでも無慈悲な響きをおぼえる。理不尽で孤独なこころの隙間に、風が吹き込むと、すごく冷たい。もっとも空亡を持つ人はそれが宿命のように、ひごろから強い孤独感を感じている。

 

決して大げさではなく、欠けた部分こそが天才をつくるのだ、とその道の専門家の命式をみて納得。

 

 

空亡とは?

 

下手な例えだけど、空亡とは八重歯のようなものだ。

 

八重歯そのものは、みため歯の形が欠けたようにみえるけれど、愛嬌とも鬼のようともみる人によって受けとれる。また四角い歯や奥歯より鋭利な役目をし、それぞれの歯がきょうも稼働して食事を楽しむ。

 

空亡は6種類、子丑、寅卯、辰巳、午未、申酉、戌亥 とあり、それぞれに欠けた要素がありそれぞれが対になっている。対というのは、例えば子丑空亡は北の座標が欠けておいる。北が表すのは、「父親運」、「目上運」である。その反対の方位である午未空亡は南の座標が欠けており、「目下運」、「子供運」がない。

 

それぞれの空亡は座標に欠けたものの反対の方位を本能的に求め、それが独自性として進化する。野球のイチロー選手は午未空亡で、「精神的よりどころ」を欠いているため、逆に北の方位にある「知的好奇心」に向かう性質がある。午未空亡は凝り性で、なかには孤独感から人と距離をおき、内的創造活動に没頭する場合もある。内面の声を聞き続けるため、その道の専門家となるタイプだ。

 

子丑空亡

「目上運」、「父親運」が欠ける

それを原動力に、若い頃からしっかり者として、自立し、目上の少なくなった晩年に成功をおさめる

寅卯空亡

「母親運」、「兄弟運」が欠ける

それを原動力に、現実社会への適応力をもち、家族以外の他人をも説得していく能力を持つ

辰巳空亡

「精神世界」、「こころの世界」が欠ける

それを原動力に、どこまでも現実にフォーカスした視野を養うため、こだわりやイメージに執着しない

午未空亡

「目下運」、「子供運」、「精神のよりどころ」に欠ける

それを原動力に、独自の世界観を創作し、また、勉強熱心でその道の専門家となる

申酉空亡

「家庭の安息」、「精神的安らぎ」が欠ける

それを原動力に、仕事や、好きなことに打ち込み、じっとしてなくて、常になにかに打ち込む集中力をもつ

戌亥空亡

「こころのよりどころ」、「家系の流れ」が欠ける

それを原動力に、また、いやがおうにも、0から有を形成する、6空亡中もっとも精神的ささえかま少ない

 

四柱推命でいうところの命式に、亡がある場合のはなしをしているのだが、すべての人に年単位、月単位、時間単位で、空亡は回ってくる。

 

 

空亡と才能

 

命式に空亡がある場合は、欠けた座標はその人の渇きである。反対方向を目指すというのはなんだか、アブラハムが故郷を離れ、イスラエルへ旅をしたようなロマンと切なさを感じる。

 

渇きこそが原動力である。周囲の理解や助けがないという状況は、一見すると悪いイメージだけど、実際にはそういった要因が反面教師となっている。

 

戌亥空亡は、人からの支えの恩恵をほとんど受けられない空亡だ。支えがないことには、自身の世界観を創造していくことが、どうしても人生の課題となる。

 

ラクオバマや、レディーガガも戌亥空亡だ。

 
空亡は、打たれ、変わり者とよばれ、支援者がいないなどの側面を、実は吉としていく能力が授かっているのだ。

 

まとめ

 

才能がある人をうらやましがる場合は、その裏にある事情も考慮しなければならないだろう。天才と呼ばれる人物はどこか影がある部分にもろはのつるぎの要素を感じる。

 

ただ空亡を悲観的にとらえる必要はなく、空亡は、転じることから有を形成する資質を授かっていると考えることでより能力が発揮されていくと考えてほしい。

 

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