蔵干の使い方というキーワード検索を見つけた。私は嬉しい。というのも、私がてくてくちとせを書き始めた当時は蔵干とは?みたいな検索しかなかったのだ。他のキーワードでも一緒で「◯◯とは」「◯◯意味」みたいな検索が多々。もちろん、使い方以前に四柱推命はそれ何?ってとこから調べる必要があるため、そのような検索方法が多いのだ。深い知識を知りたいという方は「四柱推命 ◯◯使い方」とかって検索をしてくれれば、あなたの心を奪う中身の濃い記事が書ける。今日は蔵干の使い方について、ノアの箱舟がやってくるインパクトで書きたい。
(☆YouTubeチャンネル登録お願いいたします。「てくてくちとせの四柱推命学習ちゃんねる」☆)
▼卒業生があなたの今後5年を占います▼
実力のある卒業生が担当します。料金は1000円です。↓↓
■蔵干の使い方
ここでは蔵干の説明はもうええやろと思うが、A型の印星過多だから一応説明するね。十二支はご存知だと思うが、十二支の中には十干が含まれているのだ。何で?といきなりだから脳が受け入れ拒否をしている人は「四柱推命 蔵干って何なの?」って記事を書いているから読んでほしい。十二支を「蔵」に例え、十干は蔵の中にしまわれた貯蔵物に例えてみるとイメージしやすい。十二支は子〜亥まであるが、それぞれの十二支に決まった十干が配置されている。また、蔵干に含まれる十干は流派により多少異なる。
<蔵干一覧>
子(癸)
丑(己癸辛)
寅(甲丙戊)
卯(乙)
辰(戊癸乙)
巳(丙庚戊)
午(丁己)
未(己丁乙)
申(庚壬戊)
酉(辛)
戌(戊辛丁)
亥(壬申)
命式八字の天干は現実世界で起きる事象と関係し、地支は内面世界と関係する。当然蔵干は地支の担当エリアだが、蔵干が含む十干と同性五行である十干が天干にあればお互いのエネルギーは結びつきが生まれる。
例えば以下のような命式がある。
例1
年月日時
癸甲庚癸
丑子寅未
天干に甲という十干がある。日支の蔵干寅は甲、丙、戊という十干を蔵している。すると寅の蔵干の甲と天干の甲が手を取り合い、エネルギーが通じ合うことになる。エネルギーが通じ合えば、十干が持つ固有の意味や通変星の意味も、行き来するようになる。
例えば上の命式では月干の甲は通変星では「偏財」でお金だが、日支の寅の蔵干に甲(偏財)が存在するため、それらの意味が通じ合うのだ。つまり天干と十二支が含む蔵干を見ながら命式を読んでいくというのが、命式を読むうえで基本的な考え方になる。
つまり、蔵干を命式を読むうえで扱う際は通根という概念を用いる。通根は天干と十二支が含む同性五行の根(蔵干と考えて構わない)が繋がることを意味するが、通根という概念を使いつつ、天干の十干と、その十干が持つ通変星の意味などが地支と行き来する。その流れを見ていくことになる。
例2
年月日時
戊庚己丁
午申酉卯
月干に庚とある。この庚は真下の申の蔵干に庚が含まれるため通根する。因みに日支に酉とある。酉の蔵干は辛だ。天干の庚と酉の蔵干辛は同じ金の五行だが、庚と辛は異なる十干だよね。ではお互いに握手しないのかい?となると、この2つは握手してエネルギーが繋がる。ここは覚えておいてほしい。
ではエネルギーの繋がりは分かったから応用編だ。月干の庚は十干では包丁、刀、斧なのど刃物を意味する。通変星では傷官で表現、技術の星だ。庚が持つ刃物や表現、技術の意味は通根した場所の地支の蔵干とエネルギー交流する。そのため庚という金の十干と通根する月支の申、日支の酉は庚が持つ意味を帯びると考える。因みに命式を読むうえで蔵干の中身を全て見ていくかといえば、そうじゃあない。ポイントとなる部分を見つけて命式を読むことに採用する。
蔵干全部を見ながら命式を読もうとすれば、視野が狭くなるから、重要な部分を採用していく必要があるといえるだろう。専門的な話にはなるが、蔵干を使って命式を読む際余気、中気、本気などの気の強弱を意識することはあるが、気の強弱よりも、含まれる十干そのものにフォーカスして命式を読むことが重要。
ここまで無料で書いたらかなりのネタバレではないだろうか?私も受講生の方方がいらっしゃる手前、無料でやり方を全公開することはできないため、四柱推命の深い部分を知りたいという方は私の講座に来てください。因みにいきなり、講座は抵抗がある!という人に朗報ですよゴニョゴニョ。独学で四柱推命の勉強ができるテキストを販売しております。
▼鑑定のご依頼は私のアドレスまで▼
otaro905@gmail.com
※鑑定料金は一回6000円です。ブログを見ましたとご連絡ください。(文章でのお届けになります)
■終わりに
ぞ〜うかん、ぞ〜うかんお〜はながながいのね〜っていつも頭で歌ってます。もう四十二歳になります。