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四柱推命‐命式に大きな影響はない「刑」だが、棘でも刺されば痛い|アクの強さを長所にしよう


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「あいてッ!」棘刺さっちゃった。あなたに悪い作用をするといわれている「刑」だが、命式全体でいえば、実際には大した影響力はないとされる。ただ、日常で少しだけその棘が顔を出す程度。刑は゛戒゛と呼ばれることもあり、日頃のじぶんの内面を観察し、修正していけば改善できるほどのもので、七冲や六害ほどのカルマ的因果はない。

 

 

■刑とは?

 

刑は自刑、無礼の刑、勢刑、恩刑の四種類。刑があると、人との協調関係のなかで、突飛な言動を行ったり、そのせいで誤解をうける特徴をもつ。゛個性゛の一つとして結びついている部分がつよく、習慣や思考を変えていくことが必要である。刑は特定の支がぶつかり合っている状態で、本来ならばスムーズにいくことが自身のもつ性質によってスムーズにいかない状態である。特定の支がぶつかり合う現象を、人間同士の衝突になぞらえたものといえる。

 

■自刑<辰、午、酉、亥がぶつかる>

 

自刑は漢字のように、自身を戒めるべき要素で、独自性や自信を協調しすぎて、協調関係という部分で周囲からうとまれる。問題は自刑が突飛な言動でありながら、当人はあまり意識しておらず、協調性を乱しているとは理解が及ばない部分だ。そして、自身を改めることなく、人間関係でつぎつぎと同じ失敗をしたり、断絶をおこしたりする。

 

■無礼の刑<子と卯がぶつかる>

 

考え方があまりに合理的であり、物事を合理のみで推し量るため、相手の気持ちを汲み取る力がない。つまり礼節をかいており、誤解をまねく。元来相手の気持ちを読むのが特異ではないため、怒りを覚えた相手に対してはも、なぜ怒っているのかを想像するのができず、周囲から浮いてしまうこともある。

 

■勢刑<寅と巳、巳と申、申と寅がぶつかる>

 

せっかちで結果主義、相手の心情を思いやれないため、物事をじぶんのペースで進めようとする。じぶんの了見をわきまえないため、限界が分からず体をこわしやすい。また、人の話を聞くのが苦手でじぶんの話ばかりするため、気持ちの面で誰かと繋がることが難しい。考える前に行動するタイプで、そのペースはふつうの人にとって早すぎるのだ。

 

■恩刑<丑と戌、戌と未、未と丑がぶつかる>

 

現実主義でシビア。瞬時に忖度が働くため、損をしない手段をとる。恩や義理人情にかけており、つめたい人という印象を与える。思いやりがないため、軽いフットワークで人と接することができ、人からの介入も迷惑だと思っている。

 

 

■刑のアクの強さを長所にする

 

刑をもつ人は独特の存在感があるのはいなめない。例えばあまりに突飛すぎる人物が、常識的なことを口にしたときの感動や、情にかける人からの優しい言葉などはギャップ萌えである。魅力的な人物には、経験や知識、人間力の複合的なトータルの結晶だし、そうした人物は命式をみてもやはり一見奇に感じる要素が交じりあっているものだ。

 

刑がほかの星との科学反応をおこして、周囲に影響力をもつということはおこりえることだ。もし、じぶんの刑が気になる方がいるとすれば、少しだけ、棘の個性と向き合ってみてほしい。アクの強さを全面に出した生き方をしながら、相手の気持ちを推し量る努力をすると、意識が変化していく。

 

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■おわりに

 

刑のもつ棘を外してみると、後は大したことはない。…というように、刑の棘の影響は人を傷つける要素として大きく作用するものではない。刑の不調和はほとんどがあくまで瞬間的なもので、アクを生かして個性に転化することも可能といえる。