「冠帯」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、人間でいうところの成人期であり、いよいよ大人として活躍する状態である。フレッシュで勢いがあるこわいものしらずのイケイケモード冠帯の開運方法とは?こんかいは沐浴を経て、いよいよ運気が本格始動しはじめる冠帯について書いてみたい。
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目次
冠帯ってどんな星?
・一人前の強運気
・パワー全開で前進する星
・衣冠束帯
・名誉欲、虚栄心の星
・中年期以降に運がひらける
冠帯が象徴するもの
大人の世界で十分に活躍する運気であり、それゆえに大きな発展がある暗示。
高まるエネルギーゆえにどんどん邁進していくが、ときに周囲とぶつかったり、成人ならではの若気を象徴している。
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冠帯の性格
冠帯の性格は、青さを残した成人ということで、エネルギーも充実しており、人生を突き進んでいく勢いは一人前なのであるが、少々周囲をかえりみずじぶんの力を信じて邁進するところがある。
新進気鋭の新しいことに挑戦し、成功をおさめる若手ベンチャー企業の代表取り締まり役といった感じだが、自己中心的なところが目立つと、孤立するおそれがある。
なまじ、実力もエネルギーもあるため、勢いに乗って周囲に敵をつくると、せっかくの運気が生かせなくなるため、謙虚さが必要な星でもある。
冠帯の運気が巡ってきたら?
行動する時期がきた!という感じで、新しいこと、仕事や趣味においても、どんどん発展させよう。これまで手付かずだった案件に手をつけるのもよい。
冠帯の年はとにかくアクティブに行動するべきだが、うまくいきすぎて、有頂天になるとほころびが生まれるので注意が必要だ。
伸び盛りには伸び盛り特有のあやうさもあるため、周囲にカバーしてもらえるように感謝の気持ちをもつことが大切だ。
冠帯の健康について
冠帯はとにかく、エネルギッシュに活動すればよい。健康面も恵まれ、少々の疲労などものともせず乗り気っていける。
体力の充実も最高であり、仕事人間といわれても、気のすむまま何かに没頭するのがよい。
女性は運動することで、内面が充実し、それが美しさに繋がる。
冠帯の開運方法
冠帯の開運キーワードは「謙虚さ」 である。もちろん伸び盛りの運気を弱めるような酷な助言をするつもりはないが、いかに強力な運気の持ち主であっても、傲慢で有頂天になっている人生であれば、距離が生まれるだろう。
開運を望むのであれば、自身はイケイケで進みながら、サポートしてくれる周囲への感謝と、謙虚さをもつことである。
冠帯と相性の良い通変星は
冠帯と最高の相性をほこる通変星は「印綬」である。この組み合わせで誕生した場合は、両親との仲もよく、勉学に励む環境がすべてととのう。
冠帯の勢いを、印綬がサポートして、そこまで努力せずとも、実力を発揮していける恵まれた関係といえる。
おわりに
冠帯はその強いエネルギーを生かしてさまざまな分野で成功を手にするポテンシャルをもつ。冠帯は純粋な反面、ひととの衝突をさけて立ち回ることが下手であるので、そういった部分を意識して改善させるか、サポートしてくれる人物と付き合うかだ。