いじめられっこだった少年が格闘技を習って活躍するストーリーは王道的だ。私が好きなボクサーのノニト・ドネアさんも元々はいじめられっこで、命式も優しい感じになっている。個人的には性格が紳士な格闘家が好き。因みに私自身、いじめられっこで、16歳でボクシングジムの門を叩いたが、一瞬でひよって辞めてしまった。自分が弱いぶん、人の弱さを許そうという側に回った。
今になって命式を見れば芽がないのがわかる。今日は四柱推命からみた格闘技に向く命式について書いてみたい。
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■格闘技と関係する命式
格闘技者に向く命式は、まず体力を資本とするのだから、日柱が通根しているなど、比劫星がつよい方がいい。また、技術系の食傷や身を剋す官星が一緒に存在するような命式は格闘技に向いている。食傷は身体表現と関係するため、格闘技で大成するには必要な星といえる。官星が上手く作用すれば「根性」に繋がる。格闘技をされる方はこれらの要素は複合的に持っているほうがいいのだ。闘争的なタイプは上記の条件にくわえて、七殺と日主が相剋相冲になっていたりする。
以下、ボクサーノニト・ドネアさんの命式
年月日時
壬辛癸◯
戌亥卯◯
ご本人の性格が優しいのがわかる。素の資質は決して攻撃的ではない。日支の食神卯、月支の劫財亥、年支の正官戌が、うまく八字で繋がっている。技術的に優れ、月柱の辛から生じられる形で恩恵を得る命式。この命式から、格闘技者と判断することは難しいが、身体と技能が繋がる人であると考えることができる。
井上尚弥選手との試合に敗れた後、花道を通る際、付き添いのスタッフさんが転倒した際、すぐに手を差し伸べるなど、人格者である。
以下、ボクサーのマイク・タイソンさんの命式
年月日時
丙甲庚◯
午午申◯
いかにもの命式だろう。闘争に向くタイプの命式だ。日柱が通根してつよく、月柱との相剋相冲がある。七殺丙がつよい。目だった食傷の存在は見られないが、時柱が関係するのかもしれない。七殺に剋されるか、打ち勝つかという危険さを感じさせる命式。まず、占いを受けにくるタイプではない。
命式では本来七殺が弱いことがいいとされているが、月支の午(七殺の根)が日支の申を剋すことで、内面的にも動きがあるタイプで、孤独を感じさせる。
以下、ムエタイのブアカーオさんの命式
年月日時
壬乙辛◯
戌巳卯◯
性格的には闘争タイプの命式ではないが、日主辛が、月干の乙、真下の卯を剋すことで、物事を錬成する姿勢が見える。月柱と相剋相冲、正官の巳が存在し、日支の卯が正官(巳)を生じれば、結果を求める思考であるほか、真面目に物事に取り組む。コツコツとした努力ができる人で、傷官の壬も作用を果たしている。
以下、レスリングのアレクサンダーカレリンさんの命式
年月日時
丁己丙◯
未酉戌◯
大変強面な人だが、紳士的で知的な人物。対外的には内向的。官星ではなく、比肩と食傷の効用が高い命式で、頭脳方面に適してもいる。実業家でもあるが、命式から格闘技色だけでなく、ご活躍の幅が多岐に渡ることが見受けられる。格闘技者で、経営者というパターンは多いが、命式は単一の情報を伝えているわけではないため、深く読むことが難しいわけだ。中にはスポーツや格闘技と関係するという情報が顕著でない命式も存在する。
以下、元K1選手ボブ・サップさんの命式
年月日時
癸辛辛◯
丑酉酉◯
比肩が多くて、年柱の食神癸が通根すれば頭が良い。身体を用いて何か仕事をすることはわかるが、両方が用途になるよねって命式。そのため、僭越ながら、あまり格闘技者という線一本で考えることができない。今はチャリティや研究分野に進まれている。以前、TVで占い師の方に、 研究者が向いているといわれていたが、その方面に就いている。食神の癸や印星丑などが効果を発揮している。
マイク・タイソンさんのような命式であれば、環境に険しさが見られるのだが、格闘技者の方の命式でも、特色が多方面に渡る命式タイプが多々存在している。
私は、他者を傷つける目的ではなくても、人生のなかで勝ち負けという軸は大切だと思っている。
実際の闘争でなくても、理不尽な圧をかけてくるタイプに精神的に勝つか負けるかなどだ。勝ち負けを捨てて、さっそうと平和主義に走れば楽だが、人生には勝たなければならない戦いがある。例えば、あなたを侮辱するとか、軽くみて攻撃してくる、そうした事柄に対しては負けてはいけない。ここを騙して生きると自分を好きになれない。
仮に相手の理不尽にびびってしまったのなら、そこを誤魔化さずに反省して、心を建て直さなければならない。この戦いから降りたら、人生は後ろめたいものになるだろう。怖いと感じる相手に、一言反論できれば自分を誉めてやれるはずだ。
負け癖から諦めに移行するやばさは、実際の勝ち負けよりも、負けたことで「勝つイメージが沸かなくなる」ことが問題なのだ。
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■終わりに
パンチングマシン105出るよ。