鑑定にゆくと、火炎燥土の命式だからあまり良くないといわれたという話をちょいちょい耳にする。どうして、そういう判断をしたのか、理由や対処方法を知らせてくれなきゃ不安になるというものだ。命式に火と乾燥した土の勢いがつよいため、火炎燥土は一般的に良くないとされるが、本当だろうか。
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▼あなたの命式読み解きます▼
■：火炎燥土は良くないの？
四柱推命の定説では乾燥した土は万物を育てることに適さない、火が多くて大過になることで命式がダメになるとされる。だけど、゛燃えることがプラスに働く゛場合があるということについてはあまり触れられないのは何故？となってしまう。
実は火炎燥土で良い命式と、ダメな命式とがあったりする。例えば日主が庚の人で、天干地支が火と乾燥した土に囲まれるとあまり良いことじゃあない。庚は基本的に水の潤いを好むからだ。
だけど例えば日主が乙で、周囲が火と乾燥した土に囲まれた場合においては日主庚のときとでは状況がまるで異なる。乙にとって火は、表現や技術を意味する通変星の食傷に該当する。場合によっては乙（本人）は食傷（表現や行政）に燃えたい場合があるので、プラスの意味になることがある。
つまり表現や技術に関係する分野で発展できることがある。プラスの見方をするとこのような見方ができるのだ。日主の性質や命式の構造を吟味すれば、色んな要素が見えてきて、恐がらせる鑑定じゃなくて、受けて良かったと思ってもらえる鑑定に繋げることもできる。
火炎燥土の命式だという理由だけで、あなたの命式をダメだ！という鑑定士さんがいれば、適当なこといってんなあと思ってほしい。（お金は戻らない…）
■：南野陽子さんの命式と火炎燥土
歌手で女優の南野陽子さんの命式をみてみよう。
時日月年
己戊丙丁
未午午未
月令・丁
結構な火炎燥土なんだけど、プラスの面がすごくある。時柱の己以外は火と乾燥した土ばかりだけど、己が良い作用をしている。火炎燥土の命において、命式の己のような熱を中和する五行があれば、それはとても良いことだ。つまり、劫財が仕事などにとても吉として働いているのがわかる。
確かに全然水気がないよりはあったほうが、健康などにはよいのだけど。命式の特徴がわかれば、火炎燥土でもむやみに悪いとは考えなくて大丈夫。逆に私の命式のように水ばかりつよいのもどうか、という話なので、偏りはしょうがないと開き直ったほうが楽だ。
▼鑑定のご依頼は私のアドレスまで▼
otaro905@gmail.com
※鑑定料金は一回５０００円です。
ブログを見ましたとご連絡ください。
■：終わりに
五行の寒暖燥湿が偏っている命式は、かなり多く存在している。いわゆる外格に該当する命式は、たびたび遭遇するが、「いいじゃん！」 と心踊る命式も多くある。
