てくてくちとせ

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四柱推命‐未完成な部分の多い「長生」はとっても愛される星|通変星との相性もいい

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長生という星は、十二運星のなかでは帝旺、建禄、冠帯、などのようにエネルギーが強い部類に入る。しかし大人な要素を持ち合わせたそれらと比べて長生はどことか゛わんぱくな子供゛を想像させる星で、運気としてみてもどこかまだ、不安定さが残っている。だがそんな長生は、実はとっても愛される星でもあるのだ。

   

■長生は未完成な部分が多いが、それが魅力

 

長生という星は、帝旺や建禄のような抜きん出たパワーはないのだが、通変星との相性という点では良好な間柄を築ける星だ。ほとんどの十二運星は通変星につく場合、やはり相性のよい星にはその長所を、よくないものには短所が表れやすい。

例えば通変星の劫財に帝旺がつく場合、非常に強い運気であるが、人との衝突を暗示する凶意も吉意とおなじくらいつよい。基本的に強い通変星には弱い十二運星がつくのが好ましく、弱い通変星には強い十二運星がつくのが好ましい。組み合わせがその反対は凶となる部分が顔を出す。

 

だが、長生の場合、どの星との組み合わせにおいてもなにがしかの星の長所が目立つ。運気として゛強すぎない゛かといって゛弱くない゛たち位置としてのバランスがいい。一方で十二運星の一つとしてみた場合に長生は未完成な部分がとても多い。長生を人間の人生に例えると、希望に満ちこれからさまざまな学習をして、伸びていく初期段階である。そのため、勢いはあるが、独立独歩で結果を出せるほどのエネルギーはない。そのため突っ走りすぎると失敗するし、人との調和を考えなきゃ助力を得られない。まさにのびざかりゆえの心配事や危うさをはらんでいる星だ。だが、言い換えればのびざかりゆえの゛素直さ゛があり、物事へ取り組む柔軟さにも繋がる。そのため補運として通変星につく場合は、通変星のよさをなにがしか反映させる要素がある。

 

長生という星の意味合いには、穏和で人からの引き立てを得られるといったものがある。女性にとっては゛愛され星゛である。相手を受け入れ歩幅を合わせることができる。特に元命が偏官で、補運として長生がある場合は、結婚後もパートナーと幸せな家庭を築ける。また、通変星との組み合わせでは、その星に応じて子供との関係や、本人に直接的な形でプラスに働くケースが多い。正官との組み合わせでは本人の仕事運を強化し、傷官との組み合わせでは、生家の家庭運がイマイチであってもよい子供に恵まれる。長生は勢いはあるが強い星特有の激しさがない。荒削りで未完成な部分をもちながら、それを認められる素直さがある。ある意味純粋な子供の要素、そうした部分が愛される魅力につながっている。

   

■おわりに

 

十二運星のなかにも沐浴のように荒れやすい星、絶のように吉凶入り交じる星がある一方で、長生は比較的運気の安定した星といえる。また、向上心もあり、学問や技術を伸ばすことにも向く星なので、そういったところを意識することで長生のよさが発揮される。