陰刃(いんば)という、ぶぶ漬けいかがどすえみたいな、かなり切れ味するどい雰囲気がする神殺をご存知だろうか。痛い、痛い、泣いた、泣いた夜に泣いた、心が痛ーい。さて、神殺を考察するなかでも、この陰刃は特別な思い入れがある。陰刃の説明をしていくぜよ。
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■神殺陰刃(いんば)
陰刃があるくらいだから、もちろん陽刃もある。陽刃は陽の十干に配置され、陰刃は陰の十干に配置される。「分離、凶刃」の意味合いを持つ神殺で、漢字のごとくちょいと怖い。ところが組み合わせを見てみると全くそんなことなくて、ヨッシーに乗ってマリオできるくらい安心あれ。
以下陰刃となる組み合わせ
乙→辰
丁→未
己→未
辛→戌
癸→丑
この陰の十干と、十二支の組み合わせを陰刃という。陰の十干が土の十二支とペアを組むことにより、内包された蔵干を遺憾なく使える。己を日主としよう。すると未の蔵干には同じく己が含まれ、日主がその他の蔵干と親和するといった組み合わせ。人によっては、感性が豊かだとか、芸術のセンスに恵まれるということがあるだろう。
この説明でめでたし、めでたしなのだが、あかんがな!!この組み合わせだと「刃」ではないからだ。斬られる要素がどこにもない。陽刃は甲にとって卯とか、丙にとって午とか、明らかに鋭いヤツがタッグを組んでいるのに、陰刃は平和すぎへん?
例えば人の心に存在する傷だって、いじめられたとか、明らかな表だった陽的事象は向き合うことができる。しかし、表だってではなく、密かに侮辱されていたとか、軽蔑されていような経験は陰毒であり、見つけにくい分やっかいだ。
ここからは、仮説ではあるが、陰干からみた刃とは本来は劫財となる十干、十二支のことだと思う。理由は、陰干にとって劫財(例えば丁にとって丙)は、争奪的で強引な面があり、対人面で不利に働くことがあるからだ。
例えば以下のような命式
年月日時
丙丙丁◯
申申丑◯
財を争奪的にものにする配置。性格にも強引さがあり。と、このようになる。
何故、上記のように、陰刃が配置されたのかは、十二運における配置問題があり、それに沿って当てはめられたのではないかと推察する。
とはいえ、本来の陰刃の配置はあくまで、上記に記したものとなる。すると、分離とか、凶刃という象意は見えないため、安心してほしい。タッグになる十干と十二支がワルツを踊れるくらい、問題ない組み合わせだ。(辛と戌はそうでもないが。)
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■終わりに
陰険な輩には、チベスナ顔になる。