■沐浴の性格と誤解
沐浴を端的にいうと自由を愛する人である。沐浴のもつ内的な欲求や衝動的な部分、精神的な渇きの大元は「自由でいたい」という部分につながる。上昇思考がつよく目的に向かって舵をきるのは早いが、ふとした事情で物事を投げ出すこともある。
沐浴は好きなことにはつよいが、気のむかないことには持続力がない。そのような個性は大人の世界ではへたすると゛わがまま゛とみなされてしまう。だけど沐浴の心のなかは曇りがなく純粋そのもの。その社会的な部分と、内的事情が一致せず自分本位で、気分屋、そして不安定で荒れやすいとかって判断がくだってしまう。だがロジカルな思考で沐浴を判断することは困難だ。
沐浴の思考は、心の奥で感じることが肝心なことであり、第一にその心の声に従って行動したい。そのため何かを始めたはよいが、気分が続かず、安定的に継続することに問題があるとされる。だけど実際は沐浴の無意識では均整のとれた法則があって、沐浴は頑ななほどにその法則に沿っている。
その法則は精神的、心理的な豊かさをさす。何かを成し遂げるためとはいえ、その豊かさを手放したくないのだ。挑戦的で前進していたい気持ちと純粋さのあいだで葛藤する。沐浴は自由奔放だけど、本心では人一倍寂しがりや。支えとなる一番の大元はじぶんの感性。だから人から誤解されることに弱く、感情が内向すると自分の殻に閉じ籠って、内的世界をつくりあげることで充実しようとする。
印綬、比肩とともに並ぶとその傾向はつよくなる。沐浴の生き方にマイナスのインプットは一番似合わない。もし、何か大切なものを見失いそうなときは、自身の感性に忠実であってもらいたい。性格や個性というものは一長一短で、マイナスにフォーカスしすぎる必要はないのだ。沐浴が自身の内面を優先させなければ、それはそれで人生が前向きに進まない。物事の事情に、自身の個性をはめこもうとするんじゃなくて、個性の姿をゆがめてとらえないでいると物事がかえってうまくはこぶ。
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人生に迷ったときは、現状にいたるまでのじぶんの過程を認めてあげてほしい。沐浴は結果を急ぎすぎる部分があるが、現在まで培ってこられた人生をワンショットごとに思い出してもらいたい。何かに自身の道をみつけた場合は、まずは心の赴く形で挑戦するといい。
沐浴の生き方に必要な要素は
・じぶんの内面に正直でいる
・過程を大切にする
・マイナスな気持ちをインプットしないように気をつける
・物事への挑戦はまずは心の赴くように取り組む
■おわりに
沐浴の生き方は、策をろうするよりも、自身の内面の声をきくことに取り組むほうがうまくいく。精神的、心理的な豊かさをいつまでももちつづけてほしい。