てくてくちとせ

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四柱推命‐勘違いされやすい「比和」の関係は実は吉凶激しいって知ってた?

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比和(ひわ)という名前からしていかにも平穏無事そうな響きであるが実際はそんなことはない。相生は発展、生じる作用があり、相剋は制御したり剋したりという関係であり、比和はそのどちらも生じない関係だ。だが、決して平坦ではなく、可もなく不可もなくではない。けっこう勘違いされている四柱推命における比和の関係について書いてみたい。

   

■:比和の関係とは

 

「比和」というのは、決して相生と相剋の中間で、平均的という意味合いではない。中間地点をさすことばではないのだ。

 

比和の関係とはつまり、火に対する火、水に対する水と同じ五行同士の関係に当てはまる。比和の関係はなにかを生み出したり、制御したりもしないが、意外と知られていない働き

 

その五行をつよく「旺じさせる」働きがある。

 

旺じさせるとは分かりやすくいえば活発ということ。水の五行が旺じれば氷となり、万物が凍てつき、木の五行が旺じれば密林となる。五行の性質が助長され、盛んになる。例えば気が合う者どうしが遊べば楽しいかけがえのない時間がおくれるが、悪のりすれば、大変な事態となる。そのため比和の五行が多ければ運勢が変則的となりやすい。

 

命式に同じ五行があつまれば、力が増幅されて、持っている特徴が顕著となり、さらに強まる。日主と同じ五行があつまれば、その傾向がつよまり、命式的にみても、すごく「個性」がつよくでる。あなたがそのような命式であれば、発展するときはウソのように凄く発展するが、働きがマイナスに転ぶと、心底絶望するような状況も訪れるという、強烈な五行の関係が比和である。健康面での不調もおこりやすいので注意が必要。

 

これが、恋人同士、友人同士の関係で、比和であったとしてもその特徴があてはまる。比和の関係は気が合う一方で、発展に向かうか、収束に向かうかというエネルギーの方向が徹底しておこりえる。お互いの長所短所を理解しつつも、それがゆえに、似た者同士ゆえに根本的に妥協できない部分をもつ二人という関係になりがちだ。

 

比和の関係は

 

陽と陽の木の比和

陰と陰の木の比和

陽と陰の木の比和

陰と陽の木の比和

 

陽と陽の火の比和

陰と陰の火の比和

陽と陰の火の比和

陰と陽の火の比和

 

陽と陽の土の比和

陰と陰の土の比和

陽と陰の土の比和

陰と陽の土の比和

 

陽と陽の金の比和

陰と陰の金の比和

陽と陰の金の比和

陰と陽の金の比和

 

陽と陽の水の比和

陰と陰の水の比和

陽と陰の水の比和

陰と陽の水の比和

 

のパターンが存在する。

 

基本的には、比和同士には同調できる部分が多く気の合う部分がたくさんあるのも確かだ。だが、関係を続けることが、タンパクな道のりとは決していえず、あなたと、相手の関係でいえば、一長一短のどちらかに目が向きやすくなる関係でもあるのだ。

 

つまりまとめると、相生、相剋がない関係でありながら、その五行を旺じるのが比和である。旺じた五行の特徴が表面化されやすく、その作用は吉にも凶にもなるのだ。実際にはかなり運気の波が激しくなるという部分に関わってくるのである。

 

■:おわりに

 

友人同士でいえば比和の関係であれば、非常に気が会い、遊ぶと楽しいあいだがらであるが、仲たがいすれば関係修復にも第三者の手引きが必要だったり、タイミングも重要となってくる関係だ。