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丙午の迷信/丙午の女性と友達になって思った事


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高橋克彦さんの「飛縁魔」 という小説に、丙午(ひのえうま) の女性が、ダジャレっぽく登場するのだが、かなり怖い作品である。

 

丙午に関しては、それだけ、先行した昔からの迷信が際立ているのだろうし、丙午の方がそれを気にしている場合もあるだろう。

 

丙午とは60を周期とする干支の43番目にあたる干支であり、性質は「陽の火」であることから、そもそもの迷信がはじまったとおもわれる。

 

基本的に知っておかねばならないのは、「丙午」は、陰陽五行の、火、水、木、金、土の一つである火の性質である。

 

江戸時代のあることが発端で、「丙午」の印象を縛ってしまったが、陰陽五行における「火」は燃え盛る灼熱の気質を連想させるゆえに、恐れられど、自然な五つのサイクルの一つにすぎない。

 

 

火は金を剋し(金属を溶かす)、火は水に剋される(火に水をかけると消える)関係図なのだ。

 

逆に火は灰になることで土に潤いを与え、木は火を生ずるというわけだ。

 

近ごろ「丙午」の女性で、当人もそれを意識している方と友人になったのだけど、目が覚めるようにハッキリとした性格の彼女は、ジョークのセンスがあり、義理堅い性格だ。

 

そこで、「丙午」を打ち明けられたときから、「ああ、陰陽五行の火だよな」という感じで、話をしていて楽しいし、ボクにはなにかの吉兆を判断させる材料は見当たらなかった。

 

中国が殷の時代に干支が生まれ、陰陽五行の「火の気性」というのが、当時の歴史的背景を通じて、火が人間に連想させるものが多いがために、迷信が、一種の価値観を定着させたのだろう。

 

その後陰陽五行をベースに、紀元前1200年頃に徐大升により記された「淵海子平」がもととされる四柱推命でみれば、「丙午」の性格は、芯が強く、パワフルであり、堅実とされており、迷信に関わる部分はない。

 

このような記事を書いたいきさつは、やはり、自身がなにか特定の要素でもって、

決めつけられるのが嫌だからである。

 

「丙午」に限らず、昔からの迷信や風習のなかには、いろいろと不合理だなあと感じさせられる部分が存在するように感じる。

 

 

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