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四柱推命「比肩」の人とは?|運勢、特徴、性格そのすべてを詳しく解説

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10の通変星はどれもが個性的で、魅力にあふれている。名前からは想像ができないようなものから、なんとなく特徴を想像できるようなものまでさまざまだ。そのなかで比肩は自我を生じる星であり、起業家の星である。こんかいは比肩の特徴を詳しく書いてみたい。

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目次

 

 

比肩(ひけん)とは

 

比肩は四柱推命に登場する通変星、またの名を宿命星の一つだ。

 

通変星(以下通変星に統一)は「比肩」ふくめてすべてで10種類。どれも負けず劣らず個性的な星共だ。それらの星はいずれも<自己主張の星><才能の星><表現の星><お金の星><出世の星>  のいずれかに分類される。

 

比肩は劫財同様に自己主張の星にあたる。個人の推進力に優れ、そのため起業家の星といわれる。尚、星自体に吉凶はない。

 

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比肩の基本性格

 

比肩と聞くと、だじゃれであるのだが、「比肩のエース」と、ワンピースに登場する゛火拳のエース゛を連想してしまう。だって比肩の特徴にぴったりなんだもの。

 

比肩は「人と肩を並べる」という意味があり少なくとも人並み、またそれ以上でなければ気がすまない負けず嫌い。自己主張の星というだけあって、どんどんじぶんを前に前に押し出していく。まさに競争社会を生き抜くために必要な要素を持ちあわせている。

 

ゆえに通変星が比肩のひとは経営者に多いとされるのだ。その一方で性格そのものは明るく裏表がなく゛わかりやすい゛。そして世話やきでじぶんなりに相手に誠意をみせようとする側面がある。そういった部分が自己中のイメージを補ってまだ、リーダーを感じさせる部分である。

 

実は比肩という星は、競争を抜きにした場合には、周囲との関係で、リーダーとして人徳を発揮する。自己中なのになぜかひとからの援助をうけられる。それこそが比肩の最大の持ち味だろう。

 

 

 

 

 

比肩の基本運勢

 

比肩は自我が強く、若い頃はその扱いに慣れずに、周囲と衝突を繰り返しながら人間関係を学んでいく。基本的に誰かの下に使えるのに不向きであり、一国一城の主として成功する。

 

主流から分かれる運勢をもち、サラリーマンなら本社から支社、またサラリーマンから起業へといった感じだ。 比肩は人のみならず「周囲と肩を並べる」という意味もあり、一匹狼気質ながら不思議と周囲からの援助がもらえる。仕事や人間関係でとにかく、ぶち当たって成長するので、身近な人間関係を大切にし、ひとの声に耳を傾けることで開運していく。

 

個人プレーが得意だがあくまで、周囲の助力と援助によって成功する運勢の持ち主だ。

 

比肩の恋愛傾向

 

自我のつよい比肩だけあって、いくら一般的に評価の高い人物が現れたとしても、直感に響かなければ興味をしめさない。ギアがぴったりと噛み合うように、「この人だ!」とじぶんのなかで納得しなければならない。

 

そして男性は女性に対して、行動的でさっぱりした部分を求め、女性は存在感のある相手を求める。両者とも付き合いがはじまると、相手に一途になる傾向がつよい。

 

なんだか最高じゃない?

 

比肩の恋というものに対してはそういった独自の感覚を大切にするのだが、比肩にとって昔からの付き合いのある人物で、打ち解けた間柄であれば、お付き合いするうえで堅実な関係を築けるという傾向もある。

 

男性は包容力のある相手がよく、女性は柔軟性のある相手がよい。比肩にとって、お互いの自我がぶつからない人物との付き合いにおいてこそ充実した恋愛となるのだ。

 

比肩の適職

 

自己中、マイペース、孤独癖、独立心と、なにかをするには一人のほうがいいんじゃないの?と感じさせる比肩であるが、実はオールマイティーにどの職種でも出世が可能だ。

 

基本的に経営者に向くため、小さい会社であっても、サラリーマンより、一国一城の主が向いている。

起業家といっても一番よいのは、自身の価値観にフォーカスした職業で、周囲の認知があまりないことをするのがよい。

 

またサラリーマンであっても、ルーティン的に仕事をこなすよりも、裁量権を与えられ任せてもらえる仕事で実力を発揮する。比肩はじぶんのちからを感じてこそやりがいを見いだせるんだから。

 

比肩の金運

 

秀でた金運こそないものの、優れた金銭感覚があり、目的に向かって貯金ができるほう。たくさん貯金していっきに使うというようなダイナミックさがある。

 

また比肩は仕事運に乗じて、金運が上昇する傾向にあり、サラリーマンならば起業したとたん金運があがるという傾向がつよい。

 

比肩は建禄とともにあれば最高の運勢

 

比肩は確かに自己中なところがあるのだが、十二運建禄と柱が被れば最高の運勢となる。

 

建禄は大運/継承/発展/堅実/安定/努力家 という特徴がある。 (残念ながら永続性はない)

 

比肩に建禄が加われば、比肩の独立心とリーダーシップを残しつつ、わがままな部分を抑えて、周囲と強力してやっていく性質になる。建禄は比肩の持ち味を生かして、未熟な部分をカバーしてくれるのだ。

 

比肩社長をサポートするサブリーダーは印綬

 

比肩は自我の星というように、自我から物事をみる視野をひろげていく。気宇壮大な物語を生きていくには比肩のような自我のつよさは必要である。

 

けれども比肩というリーダーにできることはリーダーの仕事である。「リーダーに専念して、自身のいたらないところは他の気の利いた人間に任せるといい」諸葛孔明が生きていたら、現代を生きる劉備たちにそう明言しそうだ

 

印綬も比肩のように自己を強める星でありながら、物事の捉え方が柔軟である。じぶんの感情を第一優先にしない人物である。物事の原因と結果に対してあくまで多角的に俯瞰的に捉えようとする性質は、学問の星だからかもしれない。

 

比肩社長は通変星印綬の人物をサブリーダーとして据え、助言に耳をかたむけてみるといい。じぶんではとても気づかない的確な第三者的意見をいってくれるのだ。

 

比肩と他の通変星との組み合わせの年の運勢

 

比肩/比肩(凶運)

 

一家の柱となって経済を背負うという暗示があり、仕事面ではライバルとの激しい競争がある。幼いころ養子にいくというような運命もある。父親、もしくは夫との縁が薄くなる傾向があり、孤独のなかにありながら見事社会的な成功を収めるだろう。

 

比肩/劫財(かなりの凶運)

 

ひととのトラブルにまきこまれやすい暗示がある。仕事では資金面で問題がでたりと、金銭的な損失が現れる可能性があるので、株式投資などはやめておくとよい。こちらも親との縁が薄く、女性は夫との縁が薄くなる傾向がある。

 

比肩/傷官(凶運)

 

一家の和がみだれる暗示がある。家庭内の問題から、経済的な面でも問題が生じる。それは誰かの尻拭いであったり、親の扶養の問題だったりする。兄弟や家族との結束がみだれないように気をつけねばならない。

 

比肩/食神(かなり強運)

 

衣食住に恵まれ、金銭的にはもっとも充実する年。人に手をさしのべることで、それが大きな幸運に結びついていく。この星の巡ってきた時期には、おもいがけない幸福が訪れるため、金銭の出費も実りのあるものになるだろう。

 

比肩/偏財(かなり凶運)

 

魔が忍び込む時期。それまで順風満帆だった日々にかげりがでる。まじめなひとが、ある種の誘惑にかられたり、そのせいですべてを失ったりする暗示があるので注意が必要だ。病気やリストラなどの問題が生じる可能性があるので、他の年回り以上に気を引き締めたい。

 

比肩/正財(かなり強運)

 

雨降って地かたまるの年で、これまでうまくいかなかった出来事も、なんのその。お金、家族、恋人との関係もより熟していく時期だ。あらゆる面で総体的に運気があがるため、満ち足りた生活がおくれるだろう。

 

比肩/正官(かなり強運)

 

めったにない幸福がまいこむ年。そしてあなたが注目される年である。人間関係運は上々で、親類からの遺産がはいるなど、願ってもないほどの高運気となる。ただし、健康運だけはかんばしくないため、注意が必要である。

 

比肩/偏印(凶運)

 

どんでん返しをくらう時期。これまでの人間関係が、一気に変わってしまい、可愛がられていた上司からの評価がおちるなどよくないことつづきだ。好意でしたことも勘違いされるため、この年は積極的になるよりも、現状維持をこころがけるとよい。

 

比肩/印綬(かなり強運)

 

じぶんの評価があがる時期。人のひきたてをうけて、出世したり、ふだん趣味でしていたことが認められたりして、非常によい運勢の時期。さきほども書いたけれど、比肩と印綬は相性が最高なのだ。

 

比肩と十二運による組み合わせ相性

 

比肩/長生

 

家族、兄弟との縁が濃く周囲と一生仲良く暮らせる。幼少期、祖父母に育てられたりもする。

 

比肩/沐浴

 

引っ越しがおおく、はやくから親元を離れる。兄弟との縁が薄くなる。

 

比肩/冠帯

 

兄弟で過ごせる時期が短い。兄弟がいる場合は、家をでる人がおり、それでも裕福な家庭での生活がおくれる。

 

比肩/建禄

 

両親の違う兄弟がいる、また、一緒に暮らしていない兄弟がいる。みなが幸福で、知的である。

 

比肩/帝旺

 

運勢がジェットコースターなみに激しいが、兄弟どうしで助けあい、大成功をおさめる星回りだ。

 

比肩/衰

 

親元を離れる暗示があり、また兄弟の縁が薄く、音信不通になったりする。

 

比肩/病

 

実の兄弟同士で非常に仲が悪い。相続関係のトラブルの暗示がある。

 

「シ」

 

自身のもつ運が弱く、親との縁も薄い。基本的には幸薄い星回りだ。

 

比肩/墓

 

孤立しやすい星回りだ。身内との縁が極めて薄く、両親や兄弟と離れて暮らすが、再開を果たすだろう。

 

比肩/絶

 

兄弟とは疎遠になる傾向がある。成長後はまったく別々のみちを選ぶ。

 

比肩/胎

 

結果的にはやく家をでることになる。家業は別の兄弟が継ぐ暗示があるが、後に兄弟で手をとりあい家業を発展させる。

 

比肩/養

 

兄弟ともども努力家で、才能を開花させて、家業を大きな規模に発展させる

 

比肩のまとめ

 

・比肩は月令を得ず、偏印、印綬がない場合で身弱は吉

 

・比肩は食神、傷官が三個以上で過多の場合は吉

 

・比肩は食神があれば吉。比肩が二個以上のときに食神一個は凶。だが、正官があれば吉

 

・比肩、劫財、印綬、偏印のみでほかの星がない男性は強運。女性は凶

 

・比肩は正財、偏財過多の場合は吉

 

・正財、偏財がつよく、身弱の場合、行運で比肩が巡ってくれば吉

 

・比肩は正官、偏官過多の場合は吉

 

・正財、偏財がよわく、身旺の場合は行運で比肩が巡っていれば凶で生活困難になる

 

・比肩が時柱にあり、偏財があれば凶

 

・極身旺に比肩がある場合はトラブルが多く、財産をなくす

 

・比肩は知人や友人の援助をうける

 

・比肩、劫財が多いと凶になるが傷官があると吉になる

 

・比肩と印綬は最高の相性だが、正財と偏財があると基本的になる

 

・比肩、劫財が多いと父親を剋するが、正官があれば吉

 

 

 

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おわりに

 

比肩の人は「火拳のエース」だ。比肩は自我を生じさせる星であると同時にほかの星との関係から、運勢が変わる、ふれはばのおおきな星である。だがもちまえの独立心とリーダー気質は一生もちつづける個性なのでそれを生かして成功してほしい。

 

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