争い事が嫌いだが、強力なライバルが出現する竈ちとせです。体力競技でも、仕事でも、関わることにおいて大体ライバルが現れてしまう。草薙京に対する八神庵みたいなのが出てくる。生活していると内心「また、このパターンか」となるのだが、仕方ない。命式に劫財を抱えているからだ。命式の天干に存在する劫財と自分が何かしら関わると、自分と同じ趣味や所属先でライバルが登場する。さて、命式の劫財や比肩が、自分に欺き、敵となればお金を得る邪魔になる。今回は比劫争財についてのお話。
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■比劫相財(ひごうそうざい)の命式
私の命式は比劫祭りだが、貯金が下手でお金が貯まらない。天干に存在する比劫星は、自分の仲間であったり、敵であったりもする。私の命式の場合は、比劫星が反乱軍であるため、クーデターを起こしまくられて、貯金に不利なんだ。命式の比劫星が、自分の代わりにお金を奪っていってしまう。最高にハイッってやつだ。
だが、天干に存在する財星(お金)を比劫が囲んむ型の命式を比劫争財(ひごうそうざい)といい、金運にとって悪い場合、よい場合がある。
比劫争財、お惣菜みたいな名前だ。例えば以下のような命式だ。
年月日時
己壬己◯
◯申酉◯
年柱の正財壬を2つの己が挟んで、ギュッてしている。これは、命式の一つの形式で、往々にして多額の収入を得やすい。ところが、もし、以下のような命式の場合は、注意が必要だ。
年月日時
戊癸己◯
戌卯◯◯
年柱の劫財は、比肩と違って、日主から奪っていく要素が強くて、お金の損がでやすい。比劫争財の命式は、日主にとって金運の流れが有利に流れているか、奪われる形になっているかを見る必要がある。比劫争財の命式は、お金を得やすいか損をしやすいかが二極的に現れやすい。もし、普段から、お金の損ばかりするなあと感じている場合は、まず、借金関係のことには首を突っ込まない。多額の投資をする場合は、一旦立ち止まるということがよいだろう。
また、比劫争財の命式で、お金を得るのに有利な命式であっても注意が必要だ。場合によっては、天干の比劫星が日主に協力して、収入を得ることに一躍かう一方で、損をさせる人物が現れやすいというのも特徴だ。解釈すれば、大運の巡りによって、天干の比劫のもつ嫌な面が出る=自分に損をさせる人物が現れるという感じだ。
比劫争財の有名人の方々も、時期によって金運の波が大きかったりする。儲ける時期は飛ぶ鳥を落とす勢いで儲けるが、どん底も経験してしまうというような場合もある。アップダウンが考えられる命式タイプなので、金銭的な部分では普段から慎重なほうがよいだろう。
だがもし、比劫争財が日主にとって圧倒的に有利だった場合は、むしろ金運の流れが日主に向くため、気にする必要はない。そのあたりは、日頃からの金銭の出入りを参考に考察されるとよいだろう。
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■終わりに
新札の三人はSOUL'd OUTの3名で良かったんじゃね。