八風と書いて(はっぷう)と読む。特殊星の一つであり、性に関する事柄とご縁をもちやすく、セイに関する問題を起こしやすいという。特殊星というのは、何がなんでも導いた干支において、意味付けしなきゃ気がすまんのかい!?と先人にいいたくなるのが八風だ。今回は良い子はみないほうがいい八風について書いてみたい。
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■:八風があるとどうなの?
切れ芸人ふうにいえば、八風が命式にあるから、性に関する問題が色々だって!トルコ風呂か!「んな訳ねえだろ」といいたくなる。八風の由来は8つの干支が関係している。
甲寅
甲戌
丁丑
丁巳
甲辰
甲申
丁未
丁亥
つまり、四柱推命てきにはこれらの干支が日支であれば、セイ乱れて、ろくでもないといいたいようだ。いやいやいやいや、都市伝説かよ。八風は方局をもちいて算出する。
春生まれ(寅卯辰)にとっての八風が丁丑、丁巳だ。
夏生まれ(巳午未)にとっての八風が甲辰、甲申
秋生まれ(申酉戌)にとっての八風が丁未、丁亥である。
さてさてさて、これのどこに、しきジョーだとか、色恋の問題が絡むというのか。例えば冬生まれの甲寅にとって、何故セイに関する問題が起きやすくなるのが?嘘ばっかいってんじゃねえよ。
冬の甲は育ちにくい。地支に水が一個くらいあってもいいけど命式に、巳、午、未などの地支が必要だ。だけど、セイにかんする問題は別にないんだが?干支と命式の組み合わせをみても一目瞭然だ。
なにかと、特殊星を作りたがる昔の方が、八風という名の特殊星を作ろうとしたのだろう。でも、全然当てはまってないから。
結論、八風がある命式だからといってセイに関係する命式という判断は全然できない。この八風こそ「舐めとんのか」といいたくなる季節と干支の組み合わせだ。もっと統計をとって、結果をだしてほしい。
当然命式に、八風という特殊星があっても意味をなさない。
■:八風と信憑性
八風の干支の組み合わせをみたかぎり、文言にあるように「セイにつよく、セイ問題を起こしやすい、セイセイ、セイヤセイヤ!」なんてことはあり得ない。こうした特殊星を作った人は、偉い人からおとがめを受けなかったのだろうか。
冬生まれの甲寅、甲戌ならなんだというのか?確かに配列を考えて特殊星をつくるのは楽しいという意見はわかる。でも、いくら先人といえども、五行論に通じている人間に、八風の解説は通用しない。
全く信憑性がない。こうした特殊星がたくさん存在していると、特殊星自体の信憑性や株は下がる一方だ。特殊星なんて役にたたないという意見が広まるからやめてほしい。ご自身の権威のためにも。
八風に登場する、8つの干支は、季節によって、とても発展しやすい干支である。寒暖燥湿という点で、八風の日主が成功するかどうかは、また別問題だ。
実際に命式を鑑定しなければ、判断ができないことを、特殊星の八風は、「大丈夫、俺だけで判断して」といわんばかりの生意気さがある。
申し訳ないが八風にはなんの根拠もない。
■:終わりに
あなたの命式には八風があるから、どうのこうのいう人の意見は聞く必要なしだ。結局、まあ、検証結果ではあるが八風という特殊星の信憑性は、たいへん不透明なものといわざる得ない。