一年前にお墓参りにいってきた。もうかれこれ、8年ぶりくらいの帰省だった。私が住む北海道は自然が綺麗で、空は高く、住んでいて気分がよいのだが、日本家屋特有の瓦屋根の建物がない。広葉樹が多く、春や秋は美しい彩りをみせるが、本州を跨いだ際は、それとことなる風景に懐かしさを覚えた。命式に墓が存在することは珍しくないが、墓が3つもあれば、中々珍しい命式だといえる。今日は命式に墓が3つ存在する命式について書いてみたい。
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■墓が3つある命式
今回のお話はちょいと難しくてつまらないかもしれない。デートに行ったパートナーが1人で水泳しているのを眺める心境になるだろう。
十二運の墓は、エネルギーがピークを迎えた帝旺から数えて5つ目に該当する。十二運としてのパワーは小さいといえるだろう。日主を起点にして、配置された墓は甲なら未、丙なら戌、庚なら丑、壬なら辰が該当する。命式の墓は、日主を縛るフィールドとなる。どういうことかというと、これは例えだが命式に墓があれば、日主は普段そのお墓の中で過ごしているに等しく、あまり身動きができないのだ。つまり、日主がお墓に閉じ込められていたら、活躍できる幅が狭まり「運が上がりにくい」
で、命式に墓が3つも存在していて開墓もしていないとすれば、それらは日主を閉じ込める余分な十二運となる。運が開けにくい面がある。何かの力を身体に宿した漫画の主人公が、その力を制御できず、ライバルから「まだ、◯◯の力をコントロールできんとはな」と言われている感じに近い。
甲にとって未は正財で、十二運の墓にあたる未が3つもあれば財星が過多ともいえる。丙にとって戌は食神で、食神が過多、庚にとって丑は印綬で、印の過多、壬にとって辰は偏官だが、官の過多となってしまう。また、墓となる十二運は必ず、土の十二支になり、土は雑気を含むために、人物から瞬発力を奪ってしまう。
墓が十二運としてのパワーが弱いから、日主から瞬発力を奪うのではなく、日主が雑気を含む十二支に囲まれてしまうことが原因だ。だが、日主がイケイケタイプである必要は一概にないのだから、悪いことでもなんでもない。大西ライオンさんに、ライオンキングのミュージカル風に「も〜んだっ〜ーいないっさーー」と叫んでいただこう。
別に一つの十二運が多いということが、必ずしも悪いことではないが、墓という十二運が3つも存在していると、上記のことから、ちょいと、他の十二運と交換しておくれよとなる。私の命式には墓が一個もないため、交換してもらいたい。
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■終わりに
お墓の木の板あるじゃん。あれ、卒塔婆(そとば)っていうんだってさ。