
命式の八字は全部意味が繋がっているんだよ。ベテランの先生にそういえば、当たり前じゃんと返ってきそうだが、たった8つの漢字が相当な意味を持っている不思議をきょうは解説したい。四柱推命のルールに逆剋というのがある。ルールは書籍等にも書かれているため、知っている人も多いだろう。しかし、逆剋というルールを四柱推命の世界観と照らし合わせた時、そんな解釈をするのか!と目から鱗だと思う。きょうは普段頑張って勉強している良い子のみんなに逆剋の考え方をプレゼントしちゃうぞ。
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■逆剋のルールと考え方
五行には相生、相剋という基本ルールがあることは皆様ご存知の通り。五行は、お互いに生じたり、剋したりしながら影響を与えあっている。生じたり、剋したりする際に生まれる科学反応を読むことが、命式を読むということに繋がる。仮に命式の中が、比劫星たとえば年柱〜時柱まで四柱とも、丙午、丙午、丙午、丙午、hei!と並んでいたら、何を読めばええねんとなる。しかし、多くの命式は、多少なりとも異なる干支が配置されているため情報をとることが可能になるのだ。
さて、逆剋の説明の前に相剋の説明をしておこう。五行の木が土を剋し、土は水を剋し、水は火を剋し、火は金を剋し、金は木を剋す流れのことで、一方が一方のエネルギーを弱める五行の循環だ。しかし、この循環において、水を剋す土よりも、剋される水のほうが強ければ、逆に土が流されてしまう。これが逆剋。本来剋される側が剋すほうをやっつけるわけだ。
ここまではブログを見てくださる多くの人が知っている理屈だが、こっからが本題だ。
この先が知りたいんだろ?魔界の入口から中を覗いてみたいだろ?いいぜ。
上記で書いたように、本来エネルギーが奪われる側が、奪う側より強ければ、立場関係が変わるというのが大事。そして、五行の相生、相剋が起きれば、そこには科学反応が起きるとも書いた。その二点を軸に、以下の説明を見て欲しい。
以下、ボクサーの命式
年月日時
辛辛乙◯
亥丑卯◯
月柱の辛は日主乙を、金剋木で剋している。乙は本来ダメージを食らう側だ。さて、では剋す側と剋される側の力関係をみてみよう。月柱の辛丑は通根してつよい。しかし、剋された側の日柱乙卯は本気の根で通根しているため、もっとつよい。すると、辛を逆剋する力があるとみる。
これは言いかえると、剋してエネルギーを奪おうとする五行に、反発するエネルギーを持つことだ。そのためこうした命式配合では、日主の性格に立ち向かう意思、負けない気持ちを持っていることが分かる。そのため、日干の意味を使って、乙だから、優しく控えめ、強調性があると判断すると性格が逆となる。戦う意思満点なのだから。性格判断も、日干だけで行うのではなく、もっとちゃんとしたやり方がある。
もし、仮に日主が弱ければ剋されればやられてしまう。くわえて運が上がらないことになるから、五行同士お互いの強弱関係が大切なのだ。八字の力加減が微妙だとここの見極めが難しい。
そして、日主は命式の人物そのものだから、人物を剋してくる存在がどんな奴なのか?日主がつよくて、逆剋すればどんな象意があるのかという部分をみていく必要がある。
このように命式の八字の組み合わせは意味を持っているため、ほとんどのルールは理に叶った使い方がある。ルールに沿ってやれば当たるのが四柱推命だから、ある意味ちゃんと基礎を覚えて、応用知識を習得する必要があるのだ。
行き着くところは、陰陽五行の相生、相剋を見るということにつきる。命式が読めるようになりたいという方は、是非私の講座にきていただけると、ナイアガラの滝より深い理屈をお伝えいたします。
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■終わりに
負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、あと何だっけ?