冬生まれの日主甲でございます。と、サザエでございま〜すのような挨拶から掴みに入りました。よろ。私含め、日主が甲で冬生まれの命式だと、格局でもし、従旺格、従強格であったとしても、水が吉とならないケースが多い。これは万物の栄枯盛衰を考えてもらいたく、冬生まれの日主辛が、従児格だとしよう。凍えそうで守ってあげたくなる辛に水が吉だから水をあげちゃえ、というのは本心では娘の幸せを臨まない毒親みたいな理法である。今日は冬生まれの甲にとってよい条件や、適した方向を書いてみたい。
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■冬生まれの甲にとってよい条件と適性
冬は甲にとって相の季節になるが、あんま冷やしちゃ嫌よというのが甲さんの本音。冬生まれの甲とは、月支が亥、子、丑のどれかで、日主が甲さんの命式である。
命式の中に寒暖の要となる、丙、丁があり、根もあれば身強の従格で水を吉にできる場合もある。だけど、冬生まれで、丙、丁、その根っこ(または乾燥した土)があるような命式は世の中的に明確な成果を出せるタイプのものが多い。暖気と甲の土壌となる固い土が命式に存在する。それが、冬生まれの日主甲にとってよい条件。
だが、寒暖や生育バランスがとれていれば、わざわざ、これがよくて、これがよくないと必死に議論する必要がない。
そもそも一般的な命式で、冬生まれの日主甲だと、だいたい火種がたりないとか土が不足しているとか命式の弱点がある。そのため、冬生まれの甲という検索が、ヒットするんだろう。つまり、暖気や甲を安定させる土壌である土が頑強でない命式を論じるべきである。
もし、冬生まれの日主甲で、命式が寒い場合は、喜神とされる水が来ても運が上がり辛い。喜神でも良くて平運。もし、命式にさらに水の五行が多ければ良くない運になりやすい。アップアップ、もう水いりませんとなる。冬生まれの日主甲にとって命式に水が多い場合、ほとんど水は忌となる。
そのような場合は、寒暖の火の運、火が生じて水を剋す固い土の運(戊、戌、未)などが吉をもたらせやすい。因みに丑や辰など湿った土は冬生まれの日主甲にとっての寒暖、土壌の観点では戌、未よりは格が下がる。また、水をつよめる金の運は苦労を含みやすい。
命式によっては火と土、または土と金がいい場合もあるし、水を吸い上げる比肩甲が天干に並んでいたら、これが大事だったりする。ただし、天干の癸、壬が用神であるなら、土でそれを弱めると運が下がるなんてことがある。冬生まれの日主甲の場合は、喜凶選定がなかなか難しい。四柱推命をぶんなげたく難解な箇所だ。この喜凶選定だけは腕を磨く他ない。
だが、世の中には私のように冬生まれの日主甲で、命式の効用は何だろう?火や土の五行が命式で脆弱だけど、長所はあるの?と考えている人がいるかもしれない。そのために今日は冬生まれの甲について記事を書いている。
冬生まれは内面を用途にするような方向性に向く。春、夏生まれは現実的活動意思がつよめだが、冬生まれは、内面の力を発揮しやすい。心理系に進むとか、占いなどの方面にもよい。その場合、命式に暖気がないとか、甲が育つ土壌がなくてもそうした特徴を持ち合わせやすい。
冬は甲が成長しない季節で、それを運とひっかけて、運が悪いといった解釈にとどまらず、これからも命式の効用を見ていきたい。
まとめると
・冬生まれの日主甲には寒暖の火の五行、くわえて、土壌となる乾燥した土があったほうがいい。
・冬生まれの日主甲で命式に水が多い場合、大運、流年の水運は忌となりやすい。
・冬生まれの日主甲で命式に水が多くて、天干に甲が並べば、それが水を吸う助けになることがある。
・冬生まれの日主甲で格局が身強の外格でも、火と土、または土と金、または火、土、金のどれかの五行の組み合わせが吉となることがある。
・冬生まれの日主甲は内面の力を発揮する方向に向く。
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■終わりに
私冬生まれの水責め甲ですが、夏が嫌い。
えーー!!!