命式の観点から体質に関して触れようかと思う。３６歳を過ぎた頃から、１日１食でも太るようになってしまった。 お金がないので、 内臓系の病気になっては洒落にならんので健康管理のために年々食 事を減らしている。今回は、太りやすい命式の特徴や、 太る時期について書いてみたい。 予め知っておけば予防になるかもしれない。
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■：太りやすい命式
今回は、相当真面目に内容を書いていく。例えば、 命式の中で比劫星が月柱か時柱に並んで通根して重なると、 スポーツ選手のように恰幅が良くなる場合がある。 例えばボブサップさん。レイザーラモンH.Gさんなど。 食傷が日主を洩らすものに対して、比劫は日主に味方する。だが、 通根していない比劫星が天干に２つ、 ３つ並んでいる場合はその限りじゃない。
また、 骨を意味する金の五行と肉を意味する土の五行がいい塩梅で重なれ ば、恰幅がよくなることがある。つまり丈夫な感じの人だ。 例えば有名なストレッチトレーナーの命式ではそうした命式配合で ある。スポーツ系の人などで、筋骨隆々の人が多数いる。金の五行がつよければ骨が丈夫な傾向で、まとう肉質もカッコいい。もちろんやはり体質維持には節制が必要である。
そうした感じとは違っていて、太りやすい命式というのは、゛ 地支に元気があり比劫を強めている場合゛に多い。 例えば日主が木の五行であれば、地支に比劫、 土壌となる土があり、 生じる水があるなど地支が日主を生育盛んとする場合などである。 何故かといえば地支にエネルギーがなければ日主を生じにくいから だ。または土の五行がたくさん重なる場合なども該当する。 土の五行は肉を意味するからだ。
また、むくみによって太る場合、 希に水の五行が空亡である時などにみられる。何故かといえば、 空亡であれば、空亡である五行が弱いことがいえるからだ。 水の五行は腎臓で、 腎の気が空亡であれば十分に水分を排泄ができないことが起こりうる。
つまり、体質や目的によって健康管理をしていくことで、 生活習慣病などを防ぐことができる。 私は体質を漢方で補っており、ケイヒトウ、サンソンニントウ、 ケイヒブクリュウガン等を飲んでいる。 体質的に太りやすい場合は、洩らすことが大切で、 食事でいえば日主を中心に、 洩らす五行を取り入れるといたいだろう。
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■：太りやすい時期
これは知人の体験者のお話なんだけど、日主が戊申の人で、 食神が多い命式において、壬寅という流年に体重が増えたという。 元々土生金で、日主を洩らしていたのに、寅と相冲してしまうと、 洩れることが止まってしまうのだ。つまり、 体内に入ってきた栄養がキャパを越えやすい。また、 そうした時期は運動をしても痩せにくい。
甘いものが好きなんだけど、 やはり甘いものは土の五行で体重増加につながってしまう。 日主を生じる五行の食べ物もなるだけ控える。つまり、 洩らす五行である「金」の食事、ニラ、 ラッキョウなどが良い五行となる。 食事を用いて調整してゆくのが効率がよい。
また、 比劫を強めるような運ではやはり身を生じる作用が働くために、 太りやすい場合がある。逆に、 官星が巡り比劫が剋された場合等は痩せやすかったりする。もし、 ダイエットを始めてうまくいかなくて、落ち込む、 中々体重が減らないという場合は時期の影響なども関係するかもし れない。自分を責めずにいよう。
私自身太りやすかった時期は体力仕事をしても、 優酸素運動をしても体重が落ちなかったなあ。やはり、 知人や友人の大運をみて、 比劫星が重なる時期や印星に生じられる時期というのは、 ちょっと体重が落ちにくい周期であったようだ。
因みに私は太ると、食べない。時期関係なく肉が落ちる。 勿論これは良くないやり方だ。一般的に食を抜くと、 次食べればリバウンドがくるというが、 あまりにしょっちゅう食べないので身体がリバウンドを諦めてくれ たのかもしれない。冗談です。
■：終わりに
まとめると太りやすい時期などは、身をつよめる五行を避けて、 洩らす食材などを取り入れてみるとよいだろう。 なかなか痩せないという時期には、 焦らずゆっくりとご自身のリズムを大切にしてほしい。
