努力とは手段だと私は思う。一生懸命努力したけど報われないというのは、苦しみの向こうに成功がある発想だ。日本人の勤労、利他奉仕、真面目さは素晴らしいのは皆様周知の事実。しかしなかには「自分は苦しんで頑張ってきたんだから、君も苦しめ」という発想をもつケースもある。後輩や部下にそれを求めるとか。私は四柱推命の勉強や研究をずっと続けているが、努力と感じたことはない。好きでやってるだけ。苦しみの果に結果がみえることもあるだろうけど、心軽く取り組んで成果に繋がることもある。今日は四柱推命からみた努力家について書いてみたい。
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■四柱推命からみた努力家
努力をしている、というのは人から見えた姿であり、努力の中身は本人にしか分からない。もちろん努力して、正当な評価に繋げていく人がいる一方で、怒られるのが嫌だから、努力するふりしとこう。身体をたくさん動かすと、帰ってから一杯やるのが美味い。面白えー、これ中毒になるわ。と様々だろう。で、四柱推命からみた努力家の特徴として、命式の官殺が、印星を生じた場合は、印に対して身を捧げる傾向になる。
印星は本来努力と関係する星だが、その印星を官殺が生じれば、自分のエネルギーが努力に向かう。すると、誰かに努力しろ!何ていわれなくても、自然と努力をする方向に向かうのだ。これは、典型的な努力家の命式だ。
もう一つ、命式の十二運建禄の配合によっては、自分自身の力で成果を得たい傾向が強まる。八字の配合にもよるのだが、建禄、食傷星のコンビがいい感じの配合なら、好きな分野に、尽力し、努力をするというタイプになる。建禄、七殺とのコンビでは、自身の素質で持って、権威を狙うといった感じになる。自分自身のことに対して、努力家といったタイプだ。
こうした組み合わせだけではなく、食神、正官をメインに生かした努力型の人もいるし、努力家の組み合わせは結構色々ある。注意されたしは、努力と関係する印星が裏目にでれば、不満を抱きやすくなるという点だ。自分は努力してるのに、◯◯は努力していなくて、同じ給料貰ってると。自分も被害を被る場合は、その気持ちも当然わかる。ただ、そうした気持ちを持ちつつも、対人関係のバランスを崩してしまうと、自分の居心地が悪くなる。
努力家の人が、他者に対する寛容さ優しさを持った時、大変魅力的な人物となる。優しさとは何か?善意からスタートし、俯瞰と諦めと心の余裕から生まれるものだ。私は幼少期、落ち着きがなくて、とにかく物事を早くこなす性格だったので、のんびり屋の人も自分のペースに巻き込む面があった。これは、嫌われる。結果友達をなくしたよ。今目の前にいる人物だって、自分とは違う過去を経験して来ているのだから、尊重する必要があるのだ。
で、一方である事柄に対して努力ができないという人がいる。努力ができるできないも、八字の配合によるものだから、致し方ない部分があるだろう。占いを勉強すれば、人それぞれの意味が深まる。人生の攻略の仕方は人それぞれだし、合ったやり方を選択すればいい。
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■終わりに
目玉焼きを上手に焼く努力をしていますが、皿に盛る時、かならず黄身の裏切りに合います。