「病」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、人間でいえば病気のような状態で、はっきりと運気の衰えがあらわれる。気力がなく、なにかを発展させることが難しい星である。一方で不安要素から、感受性が冴えるという、吉凶入り交じった星でもある病について書いてみたい。
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目次
病(びょう)ってどんな星?
・人情家で人の痛みがわかる
・過敏で神経質
・衰えた運勢
・芸術家に適正あり
・体力がない
病が象徴するもの
まさに病(やまい)を象徴する。
病気のときのように、気力、体力がなく、物事の具体的な進展が難しい。
潔癖で、優柔不断、また両親と縁が薄くなる暗示。
▼あなたの命式読み解きます▼
病の性格
病の底にあって、どこか悟りを経たように、他人に対して温情があり、痛みがわかる性格だ。一方で体力、気力のなさから神経質で過敏性なところもある。
そんな風に病の内面には相反する2つの気質が存在している。 そんなところが風流人とか、苦労性とか、芸術家肌だとかっていう面白みにつながっているのだけど。
多才で、芸術的な能力は高いのだが、どこか現実味にかけている。その辺りは気力や体力のなさも一躍かっている。
現実的に能力や性格の長所をいかすのであれば、具体的なプランをつくり、実行していくことが大切だ。
病の年が巡ってきたら?
病の年は、精神的、肉体的に苦肉をしいられ、自身のことがうまくいかないことを実感してしまう。
ふだんはおおらかなひとであっても、気力、体力の低下から神経質になることもある。
病の運気が巡ってきた場合は、焦らず、取り越し苦労をやめて、その日一日一日をしっかり過ごせれば十分という気持ちで望む姿勢が大切。
一方で、神経が細くなっているぶん、感受性が冴えるため、芸術鑑賞や、創作にせいを出すことで、ストレス解消にもなる。
病の健康について
病の場合は、精神的な問題を抱えやすく、健康面に不安が生まれることが多いため、日頃から体調を整えることが大切である。
胃腸などに負担がでやすく、食べ過ぎに注意が必要。下痢などもおこしやすいために、ストレスフルな状況には気をつけてほしい。
病の開運方法
病の開運方法は「創作活動を楽しむ」 ことと「情のあるコミュニケーションをこころがける」 ことの2つだ。
創作活動は、小説を書いたり、陶器をしたりと、活動事態がストレス発散の手段となり、日常を豊かなものとしてくれる。
また、病ならではの細やかな感性から、人の機微を読み取り、じぶんから情をもって人に接することで、細やかさが長所となり、周囲からの恩恵を得られる。
病と相性の良い通変星は?
病と相性の良い通変星は「印綬」である。印綬は病の運気を上向きにするちからが働く。
日干をつよめる学びの星印綬と、芸術的な才能を発揮する病があわされば、より一層、創作活動にはげみがでる。
また、この組み合わせは家計を上向きにする暗示がある。
おわりに
病は相反する2つの要素が、複雑にからみあって、進展していく星であり、個性としてもそうした部分に注目することで、自然体の良さを発揮できる。体調不安だけには気をつけて過ごしてもらいたい。