白衣(びゃくい)ってネーミングだと、今から手術でもするんかないなと連想しないだろうか。つまり、医療を思わせるだけあって、怪我と関係しやすいとかいわれる、ま〜た嫌な神殺なのだ。命式の中に存在する神殺を意識して生きていると、一体、自分はどんだけ病院にかからねばならないんだよという感じだ。この白衣という神殺も、他の信憑性が薄い神殺同様に、それ単体の作用だけでは喜凶を語れない。
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■白衣(びゃくい)とは?
白衣という神殺は、年支と日支で導く。
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
酉辰巳子丑申卯戌亥午未寅
簡単にいうと、害になったり、破になったり、刑になったりする十二支の組み合わせが揃ってしまったのだ。そのため、「持病や怪我、流産、子供や妻に先立たれる」とかいわれるのだろう。とはいえ、年支と日支の組み合わせだけで、そんな事語れないだろと突っこみを入れたくなる。隣り合う柱で成立している訳ではないなだから。
加えて、子と酉とか、丑辰とかはほとんど命式に影響ないだろうと、突っ込んどくよ。ありあわせで作ったサラダ感ハンパない。
(パン、パン、サラダパン!独り言、因みにこれ分かる人ほとんどいないだろう。念の為にもう一回書いとくね。パン、パン、サラダパンって絶対検索しちゃダメだよ。絶対だよ!)
さて、白衣なる神殺だけを持って、命式に影響を与えるとすれば、未と戌の組み合わせくらいか。ただし、持病や怪我の象意とは限らず、社会とうまく順応できないとか、そういた意味を持つことはある。
あとは年支と日支を繋ぐ、月支に配置される十二支がカギを握るだろう。月支がキャスティングボードだ。そこで関係してくるのが、子卯の組み合わせと、午卯の組み合わせだ。神殺が、命式に何らかの意味をなすためには、実際は色んな条件が揃わなくてはならない。つまり、逆をいえば命式に与える他の負の要因がなければ、問題ないということだ。
そのため、稀に重要な神殺はあるけど、ほとんどの神殺の持つ意味は気にしなくていい。
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■終わりに
神殺だけで、命式に直接影響を与えるものは正味5つもない。