性格判断はかなり頭を悩ませる。剥げそうなくらいに悩む。というのも、日干と干関係で、性格を当てようとするのは基本姿勢だけどそれだけでは当てるのが難しい。性格判断には統一されたルールがないから、鑑定士をされる人でも結構悩むはずである。私はよくうむむむと唸っている。さて、今回は悪人の命式について書いてゆきたい。
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▼あなたの命式読み解きます▼
■:悪人を見抜く
さて冒頭で、性格判断について書いたけれど、鑑定の際私は日干の性質という部分は、補助的に用いている。だって、日干で判断すれば世の中には10種類の人間しかいないわけじゃない?血液型は4種類だからもう少し多いけど。
なるべくなら、より正確な判断をして、ご相談者様に納得していただきたいものである。さて、命式から悪人は分かるのか?皆さんも多分考えたことがあるだろう。まあ、だからこの記事にたどり着いたのだけど。実は分かる命式も存在する。
さて、以下のような命式があるとする。
時日月年
◯壬戊乙
◯戌寅未
・この命式の主は自分を優先させる人であることが分かる。
・あまり良い環境に身を置いていないのが分かる。
・社会との折り合いが悪いのが分かる。
・社会に対して良くない思想を持っているのが分かる。
生善説、生悪説と、色々な説があるけれど、このような事が占いで判明するということは、不思議なことだ。
こうした判断は、命式の正と負の要素を見分けることで分かる。では、日干や干関係による判断が人物像に当てはまらないかといえば、その限りではない。一つ、二つシンプルにピックアップした部分は当てはまる。
だけど、上記の判断は、年、月、日の柱の゛五行の流れ゛から導いたものだ。五行の流れを追ってゆくと、深い理屈がわかるというもの。四柱推命、深~い!!
時日月年
◯庚壬丁
◯辰子丑
逆にこの↑ような命式であると以下のことがいえる。
・社会と人物の考えが合う
・周囲と協力ができる
・気質はつよいが威張る人ではない
正負を見抜けば、色々と判明するところが、本当に深い。
事細かな部分は四柱推命では中々わからないものだが、あまりに良くない考え方で生きている人は、命式に特徴として表れる。もし、相手の良い部分も、悪い部分も知りたいという場合は、四柱推命でそれが見抜ければ、心強いだろう。
(時柱が判明している方が断然的中率があがる)
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※鑑定料金は一回5000円です。
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■:終わりに
命式の負の部分を見極めるには、格局と喜忌とは異なる命式の見方が必要となる。だが、そうした部分が分かれば、相性判断などがもっと高度になるはずだ。