強い弱いというのは生まれもった個性だ。のび太は喧嘩が弱い。勿論ジャイアンに喧嘩では勝てないが、のび太の長所は優しさなのだ。私も弱い男だが、弱いなりに生きており、毎日が充実している。矛盾しているようだが私は自己肯定感が高い。命式から自分の個性を知ったがために、自分の弱さを指摘されても「どうも思わなくなった。」自分を掘り下げる事で、弱いことに劣等感を感じなくなったのだ。今回は根がないことについてのお話し。
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■根がないとどうなる?
スカウターで戦闘力を測れば、恐らく私はヤムチャだ。それは根が関係している。
根とは十二支の中に含まれた五行で、天干を強める働きをしている。天干を木の幹とすれば、根は幹に栄養や水を与えて強める働きをする。命式の地支に天干と同じ五行があれば、地支は天干の根となり、天干を強めることができる。例えば天干に壬とあれば、十二支の子は水の根を持つために壬を強める働きをする。
命式の日主とは、命式の日と書かれた場所の上段に位置する十干で、命式の方ご自身を指す。今ブログを見てくださっているあなた自身の事だと思ってほしい。もし、日主(あなた)に根がないと力がでないことで、ちょいとブレやすかったり、精神的には繊細だったりする。つまり、命式に根がないと、ジャイアンタイプにはなりにくい。どちらかといえばのび太タイプになる。
これは仕方ない。命式の個性だからだ。根性があるとかないとか、表現をされるように「根」があるかどうかは、人物の強さと関係するのだ。日主の根がない方で、自分を強くしたいという意識は向上の意味で大切だが、無理をし過ぎるとやっぱりきつくなる。
根がなくて、何か弱い自分に劣等感を感じるという人は、剛の強さではなく、柔の強さを求めればいい。とにかく自分の内面を知る、とことん自分の内面を知れば、自ずとできること、できないことが分かって、伸ばすべき場所が分かる。するとジャイアンに殴り合いで勝つ必要がないと悟る。関わるべき相手でもないと分かる。勝負する世界線はあなたが選べばいい。
ジャイアンもスネ夫もタイプが違えど結局はルサンチマンなのです。人生の中に己の攻撃性をぶつける犠牲者を必要とする人間なのです。
では日主以外の天干(食傷、財星、官星、印星)に根がないとどうなるだろう。命式の通変星は往々にして、日主にとって生計を立てたり、個性と関係して重要な働きをなしている。そのめ、それら天干の通変星に根がないと、根がある場合と比べると、日主にもたらす恩恵が小さくなる傾向だ。(必ずしもではないよ。)
例えば食神は、頭脳や表現力と関係する星だが、根がないと、食神という星の用途が少し小さくなる。もし、命式の天干に食神があり、根がない場合は、大運の影響で根を得れば、頭脳や表現力を有効に扱えるようになる。そう、その時はあなたのターンだ。攻めまくりなはれや!
結論、右か左かを決めるが如く雑に結論つけると、根はないより、根はあるほうが良い。その方が、日主及び、他の天干の通変星を有意義に扱えるからだ。だが、もし、日主に根がなくて、他の天干の通変星に根がある場合は、必ずしも通変星の能力を使いこなせるとは限らない。これは難しいところだ。とにかく今のあなたが幸せならそれでいいだろう。(雑な締め方)
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■終わりに
人生は根バーエンディングストーリー
(寒)