2020-01-01から1年間の記事一覧
無情、有情というのはことばの響きだけではなんのことかさっぱりわからない。あなたは考えたことがあるだろうか?同じ食星でも、日主に食神は吉とされ、傷官は凶といわれるのかを。無情、有情を知ることは、日主と星の関係を理解することになるので、ぜひ読…
倒食と聞くとなんだか、どこか寂しい雰囲気のある二文字だ。四柱推命で実際の倒食とは偏印という星の異名、また偏印が食神という星を剋す現象のことだ。この組み合わせは昔から、まるで親の敵のように嫌われてきたし、現在でもやはり忌まれる傾向にある。命…
劫財と傷官というテーマを考えたとき、やはりというか、凶のイメージを抱いてしまう人も少なくないのではないだろうか?劫財はアクが強く、傷官はじぶん第1主義。実際にこの組み合わせがある場合は、自身を律していく必要がある。だが、同時に大きな可能性…
従旺格」という格局は比肩「、劫財が非常に多いもので、食神格や印綬格のような内格と呼ばれる分け方とことなり特別格局といわれている。人口の1割ていど存在する。だが、一行得気格になる条件はより厳しく、人口割合でいえばさらに少なくなる。かんたんに…
正財という星が3つも4つもある人の運命は、さぞお金に縁がありそうだ!というふうに単純解釈できないのが四柱推命だ。そして、正財が多くある命式では実は結構気をつけておかねばならない事項がたくさんある。注意事項という意味で。こんかいは正財過多に…
四柱推命の書籍などで、明合、暗合などということばを見かけたことはないだろうか?「合」と名をもつことからご想像通り、干合の一種である。こんかいは干合のはなしを流れに織り交ぜながら明合、明暗合、暗合について説明する。 (☆YouTubeチャンネル登録お…
比和(ひわ)という名前からしていかにも平穏無事そうな響きであるが実際はそんなことはない。相生は発展、生じる作用があり、相剋は制御したり剋したりという関係であり、比和はそのどちらも生じない関係だ。だが、決して平坦ではなく、可もなく不可もなく…
半合、三合は十二支が互いに協力しあって強烈な個性を発揮するのだが、それにはある条件が整っていなければならない。この記事にたどり着いたあなたには、あらためて、半合、三合の説明は不要だとおもうが、「四正」を説明するうえで、少し内容を交えながら…
旺火の人、旺水の人ともに魅力的な人物だ。吉とでるか凶とでるかは別として、五行が偏って旺盛な人には、バランス型にはない独自性が日常的に発揮されている。そして旺火と旺水はどちらもそれぞれの五行が強いけれど、性質がまったく違うのが面白い。こんか…
四柱推命において、自我の強い宿命の人は身強、自我の弱い宿命の人を身弱と呼び、両者の生き方の違いが語られる。ざっくりいえば身強は自力で人生を邁進するタイプで身弱は集団のなかで力を発揮するタイプ。で、こんかいおはなしするのは身強と身弱のあいだ…
四柱推命には人間の一生に例えられた星が12個ある。順番に、まず母体にいる状態を表す「胎」→つづいて赤ちゃん「養」そして、「長生」→「沐浴」→「冠帯」→「建禄・→壮年期である「帝旺」まできて、「衰」→「病」→「シ」→魂の状態「絶」で一巡する。それぞ…
四柱推命好きの人のなかには、通変星、十二運星ともに、裏星というなんだか漫画の裏キャラ的な概念が存在することを知っているだろう。十二運星の裏星は表の十二運星と対になる星で、組み合わせが決まっている。シ/沐浴、 病/長生、冠帯/墓、 建禄/絶 、 養/…
四柱推命の星の並びで再婚する暗示をもつ星の並びがある。こんかいは何度も何度も再婚する星の並びではなく、一度目の結婚は失敗したが再婚後に幸せになれる可能性を秘めているものをご紹介しようとおもう。どうも、ちとせでござる。いつもご拝読していただ…
四柱推命では通変星同士で相性をはかることができる。10の通変星にはそれぞれ価値観があり、お互いに調和する関係であったり、ぶつかる関係であったりとさまざまだ。こんかいの相性診断は本人の本質的なキャラクターを司っている月柱地支の通変星での判断…
男性の偏官が親分気質である一方で偏官女性は姉御と呼ばれる気質で、゛自分流゛゛行動力゛゛度胸゛などの特徴を備えている。従来は本質的に優しさを秘めた人物であるのだが、生きるうえでのバイタリティーが強い反面、物事を強引に推し進める傾向がある。そ…
帝旺という星は名前の通りで、十二運星のなかでもっとも力をもつ星だ。人生でいえば壮年期を表し、じぶんの目的を達成していくための力に繋がる。十二運星というのは、通変星が樹木だとすると、樹木を育てる環境のようなもの。つまり通変星の下支えとなって…
こんかいはお金をテーマに書いてみたい。命式に財星が1個もないちとせでござる。こんにちわ。みなさまいつもご拝読ありがとうございます。この度のはなしのみそは゛お金持ち゛になれる命式ではなく、生活をするうえでお金に困らない命式の星の並びというこ…
食神は表現の星であり、ユーモアや社交性がある一方で日干が生じる星という意味から゛子供゛のような性質の星でもある。そんな食神が命式に3つ、もしくはそれ以上あるのは、子供のように気が変わりやすく持続力に欠ける性質が表れやすいため凶の意味として…
冠帯っていうのは、様は衣冠束帯ということで、人生でいえば「成人を迎えた」ことを表す。仮にあなたの命式に冠帯がある場合の意味でいうと、あなたの人生が゛エネルギッシュでこれから先の未来を切り開く力゛があるとおもってもらっていい。では、冠帯につ…
非常にモテる並びが命式のなかにあるのは確かだ。お金とご縁があるとか、何かの才能があるとかといった事のように、命式から一定の並びを発見することができる。俳優業など個人の人気に結びつく職業に多い命式でもある。こんかいはモテる命式について書いて…
こんかい四柱推命の剋する関係について書いていきたいんだけど、まず剋するって何か ?? 端的にいえば゛対立する2つの関係で、相手の本来の特徴を台無しにして、悪い部分を強調してしまう゛関係のこと。 だが剋す、剋されること=一概にわるいこととはなら…
日干がつよいか、よわいかといった判断基準が幾つか存在することはご存知だろう。こんかいのはなしを最初にまとめると、日干と月支が特定の組み合わせになることで、日主(あなた)を強めることとなる、当旺と、次旺の説明をしたいとおもう。 (☆YouTubeチャ…
四柱推命を勉強しはじめたころ、ぼくは日干からじぶんの通変星を割り出せるなんてことを知らなかった。実際には法則さえおさえておけば誰でも割り出すことができるので、こんかいはそれをご紹介したい。あなたがご自身の天干と地支の十干と十二支をしってい…
己亥(つちのとい)といえば、暗号異常干支のひとつである。己亥の人物像としては霊感がつよく、危機回避能力に優れており、それでいて自身をアピールすることが上手というカリスマタイプである。こんかいは己亥の性格について書いてみたい。 (☆YouTubeチャ…
誰でも日頃から少しばかりの空想はするはずだ。夢が叶う空想や、どこかストーリー仕立ての空想など。こんかいご紹介する不思議ちゃんのキャラクターは、かなりの空想家といえる。天然で、嫌みがなくどこか憎めず、それでいて空想が好きなタイプである。 (☆Y…
妬合(とごう)と読む。漢字的には゛ねたむ、あわさる゛となるように、2人が同時に1人の友人の気を引こうとするような現象である。1人がどちらかの友人と仲良くなれれば、お互いの親交は深まるのだが、結果として本人がどちらとも仲良くならない選択をす…
丁亥の人は例えるならば、゛冬の水辺に浮かぶ、消え入りそうなロウソクの火゛という絵面になる。以前ご紹介させていただいた乙亥含めて絵面が過酷な干支は、非凡な才能を発揮する人が多い。また、丁亥は霊感が強い干支といわれている。もっと現実的に咀嚼す…
ある日干とは………丙(ひのえ)である。日干が丙は太陽の人である。内面がとても暑く、元気で明るく、周囲の人を照らす。情熱的で勝負強さをもつが、根はサッパリしていて、小さなことにはこだわらない。一番寝たら次の日には忘れている。明けっぴろげで分かり…
白虎はアクシデントの星であり、災いや事故がつきまとうとされる。たえずリスクマネジメントをしていなければ、この星の凶意にあたってしまう。白虎になる干支は甲辰, 乙未, 丙戌, 丁丑, 戊辰, 壬戌, 癸丑である。さて、ぼくの知人は「白虎」持ちさんである…
こんかいは従強格についての話で、端的に、この格局は生き方において結果を求めるやり方は向いてないよってことを書きたい。従強格は偏印と印綬過多の命式の人で、性分は根っから゛知的好奇心゛が旺盛。極身旺の兄弟分である従旺格同様に、じぶんの望む方法…